公立高校後期選抜まで
残すところ1ヶ月足らずとなりました。
この時期一番点数を伸ばせる教科と言えば、
何といっても理科、社会です。
入試の合否は5教科合計の点数で決まりますので、
入試直前は「伸ばせる教科で伸ばす」のが鉄則です。
そういう意味では、今ちょうどボーダーライン上にいる人は、
理科、社会の勉強のしかたで合否が決まると言っても
過言ではないでしょう。
理科、社会の勉強法の定番と言えば、
一問一答形式の問題集を使った勉強法です。
具体的なやり方としては、
「同じ問題集をできるようになるまで何度も解く」
「正解だった問題に〇、間違えた問題に×印をつけ、
全部が〇になるまで何度も繰り返す」
というのが一般的でしょうか。
もちろんそういうやり方が間違っているわけではありません。
ただどの教科においても勉強するときは、
知識のインプット→アウトプット(理解のチェック)
という流れが重要なのです。
一問一答式の問題集を繰り返すのは
典型的なアウトプットなので、
それだけでは単なる丸暗記になってしまい、
勉強の効率が悪くなってしまう可能性があります。
知識をインプットするには、「教科書を読む」のが効果的です。
ただ、残された時間はあとわずかですので、
そこまで時間は取れないかもしれません。
そんなときは、見開きページの左側が解説、
右側が一問一答式の問題になっているような
問題集を使うことをおすすめします。
最初に解説ページを読んで重要語句や公式の確認をし、
その上で一問一答式の問題を解くようにするわけです。
記述問題の解き方については
次回書かせていただきます。