私が通った高校は山形東という高校で、
一応山形ではトップの進学校でした。
仙台で言えば、仙台一高と仙台二高を足したような
高校だと考えてもらえば、間違いないと思います。
入学前、高校に抱いていたイメージは、
「きっとガリ勉タイプの子がいっぱいいるんだろうな」
というものでした。
ところが、そのイメージは入学直後の
クラスの自己紹介で完全に崩れました。
「剣道の市の大会で優勝したことがあります」
「水泳で市の記録を作りました」
「新体操で県で2位でした」
「柔道部の部長をしていて、県の団体戦で優勝しました」
「テニスで東北大会に出場しました」
というような話が次々と出てくるのです。
もちろん中にはガリ勉タイプの子もいましたが、
それはごく一部で、
ほとんどの人はまさに文武両道。
イメージとは全然違っていたのです。
活躍は部活動だけではありません。
生徒会の会長や副会長をしていた人は
クラス内だけで10人以上いて、
積極的で、リーダーシップの塊みたいな人が
たくさんいました。
ただ、周りの人たちが抱いている印象は、
「勉強ばっかりしていそう」
「スポーツとか全然できなそう」
「暗そう」というような感じで、
あまり良いものとは言えませんでした。
実際、文化祭などでは、
よくライバル校として挙げられる山形南高校のほうが、
ずっとお客さんを集めていました。
※ちなみに山形南高校は、
仙台一高と仙台三高を足したような高校です。
そういったイメージの誤りは、
山形に限らず仙台でも東京でもどこでもあります。
ですから、トップよりも二番手、三番手に
人気が集中するのは珍しいことではありません。
この記事を見て、そのことを思い出したので、
ブログに書いてみました。