前回、中学3年生段階のみやぎ模試の偏差値別に、

 

進学する人が多い大学について記事にしました。

 

http://ameblo.jp/kodosemi/entry-12261052816.html

 

 

ただ、例外はあります。

 

高校の選択、勉強の仕方によっては、

 

まさに「下剋上受験」的に、

 

大学合格を勝ち取ることができます。

 

 

一番わかりやすい例は、

 

「偏差値50台の前半から後半ぐらいの子」でしょう。

 

このぐらいの学力の子だと

 

高校入学時に国公立大を志望する場合が多いのですが、

 

一般試験での合格は至難の業です。

 

現実的には、東北学院大や東北福祉大など、

 

在仙の私立大学に進むケースがほとんどだと思います。

 

 

この際、自分の学力よりも

 

ちょっと上のレベルの高校に進むのは、

 

全くおすすめできません。

 

よほど根性のある子や、

 

潜在的な能力が極端に高い子ならば別ですが、

 

そうでないと高校で

 

落ちこぼれてしまう可能性が高いからです。

 

 

そうなると、大学受験の際は悲惨です。

 

もちろん推薦入試は無理ですし、

 

高校で学習する内容が身についていないわけですから、

 

一般入試はもっと無理です。

 

仙台一高や二高の子であれば

 

浪人して巻き返すことができるかもしれませんが、

 

中堅クラスの高校では浪人する人は極めて少数派です。

 

結果的にいわゆるFランク大学しか、

 

進学先がないことになってしまいます。

 

 

逆にワンランク下の高校に入れば、

 

状況はガラリと変わります。

 

学力面で余裕があるわけですから、

 

部活動をやりながらでも

 

学校の授業についていくのは難しくないでしょう。

 

当然評定が良くなるので、

 

場合によっては推薦入試で

 

国公立大に合格することも可能です。

 

 

そうでない場合でも、

 

学校の授業をしっかりと理解しているわけですから、

 

一般入試でそれなりの大学が狙えます。

 

あるいは、私立大学の指定校推薦を狙うのも手でしょう。

 

国公立大と違って、こちらは校内の選考さえ通れば、

 

ほぼ確実に合格できます。

 

 

当塾でも、偏差値50台の前半から中盤ぐらいの子で、

 

国公立大に合格した子が何名もいます。

 

中には偏差値40台だった子もいます。

 

例えば、こんな例です。

 

http://ameblo.jp/kodosemi/entry-12207038540.html

 

ただし、志望校を下げて合格した場合でも、

 

しっかり勉強しなければ、

 

上位の成績は望めません。

 

そういう意味では決して楽ではありませんので。