①学校のワーク中心に勉強する
もちろん学校のワークをやるなと言っているわけではありません。
ただ,学校のワークには中3内容しか載っていません。
実際の入試では中1や中2の内容も出題されるので,
ワーク中心だと受験勉強として不十分なのです。
しかも中3内容の学習は学校でも塾でもやっていますので,
自分ではむしろ中1,中2内容中心に学習を進めるべきでしょう。
②本屋で適当に購入した市販の問題集を進める。
その問題集が中1,中2内容まで載っているものなのであれば,
①に比べればまだマシな勉強法だと言えるでしょう。
ただ市販の問題集は問題の量が少ないものが多いのです。
例えば数学の1次関数の基礎から復習したいと思ったとしても,
基本的な問題は数問だけ。あとは標準レベル以上の問題ばかりで,
基礎を身につけるには圧倒的に問題数が足りなかったりします。
こういった問題集で力がつくのは,
「もともとかなり高い学力を持っていて,とりあえず全体的に
ひと通り復習したいと思っている人」
ぐらいではないでしょうか。
③入試の過去問を進める。
入試にかかわらず検定試験や資格試験でも,
過去問を解くのは試験対策の基本です。
ですから,入試においても過去問の演習は絶対に必要です。
ただ,今の段階では中3の教科書内容を
学習し終わっていない人がほとんどでしょう。
そういう人が過去問に取り組んでも,
「そもそも習っていないから解けない」
ということで時間の無駄になってしまうのです。
過去問は,教科書内容をひと通り学習し終えてから
やり始めても十分に間に合います。
もっとも,仙台二高や仙台一高などの難関高校を受験する人は,
この過去問演習にどのぐらい時間をかけることができたかが
合否を分けるカギになります。
教科書内容を終了させて,早めに過去問演習に取り組むべきでしょう。
ここまで読んで,
「ワークもダメ,市販の問題集もダメ,過去問もダメだったら,
何を使って勉強したらいいの?」
と思った方がいらっしゃるかもしれません。
そんな人のために,当塾では自主学習用の教材も
用意しています。こちらです。
こちらは英数の入試対策用の教材で,
別に中3内容の教材もあります。
また理科や社会の教材も用意してあります。
塾生の皆さんは,とにかくこれらの教材を
ガンガン進めるようにしましょう。
やればやっただけ力がつきますよ。