本日,中3の12月度の新みやぎ模試の

 

結果が返ってきました。

 

 

結論から先に言うと,

 

今回は前月よりも少し下がってしまいました。

 

県平均と比較するとこんな感じです。

 

 

  7月…-9.3点

  8月…-3.7点

  9月…+0.8点

 10月…+4.8点

 11月…+12.7点

 12月…+8.0点

 

 

11月までは一度も下がることなく

 

上がり続けていたのに残念です。

 


11月の結果が返ってきたときに,

 

さすがに次回は下がるんじゃないかと言ってしましたが,

 

その心配が現実になってしまいました。

 

 

まあ上がったときだけブログに書いて,

 

下がったときは知らんふりというのはズルいので,

 

今回も公表させていただきました。

 

 

ここから先は言い訳になってしまいますが,

 

実は様々な事情があって,

 

前回と今回ではメンバーが少し違っています。

 

それがかなり影響したように思います。

 

 

実際,個々に見てみると,

 

全体のちょうど3分の2の生徒は,

 

前回よりも偏差値を上げています。

 

決して悪い結果ではないのです。

 

 

それから,第一志望を

 

公立高校から私立高校の推薦入試に変更した子は,

 

全員下がっていますね。

 

高校に入った後のことを考えると,

 

ここで気を抜いてほしくはないのですが。

 

 

あとは来週から始まる冬期講習ですね。

 

ここで追い込みをかけたいと思います。

仙台二高を目指している中2生がいたとします。

 

現在の新みやぎ模試の偏差値は64。

 

基準である68には届いていません。

 

 

このとき,

 

「でも中3になって部活動が終わったら

 

 必死になって勉強するから,

 

 なんとかなるんじゃないだろうか?」

 

なんて考えてしまう人は

 

少なくないのではないでしょうか。

 

 

でも,部活動が終わったら

 

多くの人は勉強時間を増やすでしょう。

 

特に仙台二高を目指している人で,

 

部活動が終わっても受験勉強を始めないような人は

 

ほとんどいないのではないでしょうか。

 

 

受験勉強はライバルたちとの競争ですから,

 

みんなと同じように勉強しても,

 

成績は上がらないのです。

 

勉強量や勉強の仕方によっては,

 

むしろ勉強しても

 

成績が下がる可能性すらあります。

 

 

それに仙台二高のような上位校は,

 

少し余裕を持って合格しておくべきなのです。

 

周りのレベルが高いので,

 

そうしないと授業についていくことすら

 

難しくなってしまいますから。

 

 

それらのことを考えると,

 

まだみんなが本格的に受験勉強を

 

始めていない今の時期から

 

勉強を始めるべきでしょう。

 

それで中3の夏までには

 

合格基準偏差値を越えるところまで成績を上げ,

 

受験までの残りの期間は

 

余裕を持って合格するために

 

費やすことができれば理想的です。

 

 

「部活動が終わったら勉強するから……」

 

なんて,結局勉強しないための言い訳だと思いますよ。

もしも,

 

「特別な食事制限や運動は一切必要ありません。

 

 誰でも確実にダイエットに成功することができます」

 

という広告があったらどう思いますか?

 

 

もしかしたらそういう広告に

 

引っかかったことがある人もいるかもしれません。

 

ただ普通の感覚があれば,

 

そんなうまい話はないと思うはずです。

 

 

そんな話を出したのは,

 

こういったニュースを耳にしたからです。

 

 

 

 

まず言っておきますが,

 

社長は会社を乗っ取られたと言っているわけで,

 

社長をはじめとする経営陣に

 

一番の原因があったのかはわかりません。

 

社長が被害者の1人である可能性もあります。

 

 

ただこの塾の,

 

「特別な実績・一芸は一切、必要ありません」

 

というキャッチコピーはどうかと思います。

 

最初に挙げたダイエット広告と同じ匂いを感じるからです。

 

 

総合型選抜や学校推薦型選抜は,

 

どう考えても特別な実績・一芸がある人のほうが有利です。

 

もちろんそれがないからと言って

 

絶対に合格できないという訳ではありませんが

 

合格の可能性は実績のある人より

 

ずっと低くなるでしょう。

 

 

ところがこの広告を見て,

 

実績や一芸のない人でも

 

合格できるような錯覚を覚えてしまう人は

 

多いのではないでしょうか。

 

それを狙った広告であるのは明らかです。

 

 

それはちょっとズルいような気がします。