今日は午前のクラスのみで、午後は職員全体ミーティングが有りました。


なので、いつも水曜日に行われるチームミーティングは


レストランでランチを食べながらのミーティングでした。



フライドチキンを乗せたサラダとフレンチフライ!


そして学校へ戻ってミーティングに参加して


就業後に家族から受講代を寄付されたセルフディフェンスクラスに参加しました。


私は高校生の頃から約3年間習い事をして居ました。


セルフディフェンスが身につく様な、武道と呼ぶのか分かりませんが


アメリカではMartial Artsの部類に属します。


創始者は日本人ですが、中国のカンフーなどから色々と技を取得した方が日本人に合ったやり方などにアレンジして


開設した物で


私はその教えなども好きだったので


高校時代は高校の部活と、学校外のその習い事とで忙しくしてました。


その習い事では白帯から始めて、テストを受けて3級の茶帯から2級、1級と進み、次は黒帯になり


初段から2段、3段と数字が上がって行きます。


私は柔法と呼ばれる技は習いたいけれど、


剛法と呼ばれる突いたり蹴ったりは苦手で


スパーリングは大嫌いでした。


それでも突きや蹴りの練習もして居たので


取り敢えず何かあったら老体に渾身の力を込めてぶん殴るか蹴るかして逃げようと言う心構えは常に有りますが


そもそもそうなる事に準備が有る人はあまり狙われません。


そして出来れば殴りたくないのです。


だって手が痛いもん。


高校生の頃は痛みとの戦いでした。


練習で寸止めしてても何回も当たれば痛いし


身体中はあざだらけになるし、体を鍛える事で身体を戦う為の道具にするので


筋肉痛で、高校の和式トイレでは屈むたびに


苦痛のうめき声が出てしまってました。


「う、うぁあ、痛いっ。」と言う私の声を聞いて心配して声を掛けてくれた子には


この習い事の魅力を話して聞かせて


勧誘までしてました。


その時に私から話を聞いて入門した女子2名は、私より熱心に何年も長い期間学んで


5段くらいになっただけでは無く


最近また復活したとか言ってる、本物の強者になりました。


しかし私は初段を取った後、同院の幹部の仕事を手伝ったり


週末に通わなくてはならない上級者の専門のクラスに行くのが嫌でやめてしまいました。


と言う訳で、その後は鍛えるどころか


子供の頃から鈍臭くて運動が苦手だから


すぐにつまずいたり転んだりと


習い事をせずにも、怪我ばかり多い人に変化したのです。


今回セルフディフェンスが教われると言うので


痛い思いをせずに回避する方法が学べるかも?と思いましたが


やはり


本当のセルフディフェンスには暴力が関わると言う事を学びました。


どんな状況なら相手に怪我をさせても良いのか?とか


どうやって最初の一撃をくらわすか?とか。


うん、なら私もだいたい知ってるかも?と思いましたが


私が習って居た習い事とは違い、現実にアメリカのストリートで起こりそうな状況を想定して


どの様に対応するか?と言う説明は


聞いて良かったと思いました。


しかも


相手に攻撃をする時は拳はやめとけ、と言うアドバイスには納得です。


私は手に怪我をしたく無いから、殴り方を知って居ても殴りたくないな〜とはいつも考えてました。


ドラマの犯人逮捕のシーンをみてても


あーあーあー、あんなに殴って良く手が痛くないね〜と思います。


もちろんドラマは戦ってる振りだから、本当に素手で殴ったらあんなに戦えないよ、と言う意味合いがこもってます。


しかし


私達が話してるのは現実に戦う方法なので


先ずはこうやって牽制し、それでも近寄って来たら殴っても正当防衛になります、と言う話から


叩くのはここをこうやります、と教わってから


実際にミットを持ったパートナーを殴る練習をしました。


その他にも携帯できる武器や、許可なく持ってたり、使い方を間違えたりすると逆に自分が捕まるからと教えられた物なども有りました。


1時間半のクラスは結構為になりました。


ここにクラスの内容を詳しくは書きません。


ここに書きたくない理由は端折って書いた内容を読んで、それで誰かが怪我をしたりすると嫌だからです。


セルフディフェンスには、殴ったり、蹴ったり、相手を倒したりすると言う事が不可欠で


人に怪我をさせたくない、と思ってたら身は守れないと言われました。


このセルフディフェンスのクラスを寄付してもらうきっかけになった、1人の先生が襲われた時の話も


本人の口から話してもらいましたが


彼女は先生が言う様に、予め嫌な予感がしたので


若者グループには近付かない様に


わざと道路の反対側に行き


そばに行かない様に歩いて車に乗り込んだのに


その瞬間に車のドアを抑えられて、銃を持ってるから言う事を聞けと言われたそうです。


もしもその時に、彼女には相手を傷付けてでも逃げる事が許されて居ると知って居たら違ったかも知れませんが


相手はまだ13から14歳くらいの少年達で


なるべくなら礼儀正しく対応しようとしてしまい


怖い思いをしただけでは無く頭に怪我をしてしまった様です。


例え未成年でも、車から出られ無い状況で囲んで


銃を持って居ると脅したら


その時点で、もしも脅された側も銃を持って居て先に打ったとしても


その脅された人は罰せられ無いくらいに


悪い事にランク付けられるらしいです。


だから、その少年に遠慮せずにぶん殴っても良かったんだそうです。


ただ、自分の身を守る為の暴力により傷つけてしまったとしたら


その先生なら、取り敢えず救急車は呼んであげて


もしも緊急救助が必要な容態ならば率先して助けます、と言ってました。


銃を持ってるから、と言われて言う事を聞いたら


本当に持ってるとしたら、何処かに連れて行かれて撃たれて命を落とすだけだから


それなら道路で戦って見て、もしかしたらそこで命を落とすかも知れないけど


もしかしたら逃げられる方に掛ける方が


生き延びる確率が高いとも言ってました。


しかしながら


ただ物を取られそうな状況の時は、物を上げちゃって逃げる事をお勧めすると言ってました。


戦うのはあくまでも、自分の命の危険を感じた時だけ。


金をよこせと言って離れた場所から要求されたら


お金を放り投げて逃げる。


車の鍵をよこせと言われたら鍵をくれてやりましょう、と。


物やお金ならまた手に入るから、わざわざ怪我をしてまで守る必要は無いと言ってました。


その通りですね。


参加した先生の数はごく少数でしたが


副園長以外は、みんな私と同じ様な年代の女性の先生方だったから


きっと彼女達も暴力無くして身は守れない、みたいな事を言われて少し躊躇したと思います。


とにかく、普段から何かあった時は大声を出すとか


即座に戦うとか


心構えが無いと、知って居ても身体は動かないし


ペッパースプレーとかテーザーとかも使用方法や特性を知って無いと、使いこなせないことも知りました。


これからは毎日少しずつストレッチを始めて


昔の様に柔軟な身体に戻す努力だけでも始めようかなって思ってます。


話は全然違うけど


今日は特別に子供達とピザを焼いたのですが


昨日の帰り道に道路に見つけた落書きを見て思わず写真をチームメイトに送ってしまいました。



明日の予定のお告げか?とか思いました。


予定だからお告げじゃ無いね。リマインダーか?