最近急に連絡を取る様になったハリの幼馴染が
ハリとは違ってぐいぐいくるタイプで
最近ハリがその友達に引っ張られて居る。
こう言う、相手の事を余り考えないタイプの人がハリには必要だったのかも知れない。
いや、これが良い事なのかどうかは、まだ始まったばかりなので分からないのだけど。
今日はかなり久しぶりに、ハリが以前習って居た習い事のクラスに行きました。
彼に頼まれたので、紹介する為に連れて行ったのです。
この前日本旅行の土産を持って来てくれた友達に
たまたまその日セルフディフェンスのクラスがあるはずだったけど、キャンセルになったと言う私の話から
彼はアーミーに4年も所属して居たけれど
銃の打ち方は教えられても、セルフディフェンスなんか教わらなかったと言っていて
話の流れから私がかつて、高校時代に通って居た習い事のブランチがサンフランシスコにも有って
ハリがそちらに通って居たんだよーと。
「でも僕は細いし筋肉も無いし〜」と言うお友達に
その習い事は子供から年寄りまで、男女関係無く習えるし使える技だからと教えると
かなり興味を示しまして
それから直ぐにクラスに参加したいと言い出して
ハリから情報を聞き出そうと細かいところまで電話で質問をして来るから
途中から私に電話が手渡されて
詳細は私が説明する事に。
ハリはスイミングの時もそうだけど
この習い事も、ほどほどに楽しむ程度に参加するけれど
全力で極めようとはして無くて
実は通って居た年数は私よりも多いけれど
ハリは確か三級止まりで、私は初段を持って居ます。
私の話をすると、あの頃私の紹介で入った同級生がグイグイ行くタイプで
かなりのめり込んで居たから、私も彼女にひっぱられたって感が無きにしも非ずですが。
彼女が居なかったら、私も三級止まりで卒業して居たかもです。
親子揃って真剣みが足りないのだな。遺伝、遺伝。
そのグイグイの彼女は、私が初段でやめた後も何年も練習を続け
四段だか五段だかまで取り
結婚や子育てで一度は離れたけれど、子育てが落ち着いた頃にまた練習を再開して、教える側に立って居る様です。
その彼女のパートナーだったもう1人の私の同級生も昨年から練習再開したとか。
2人とも有段者だから。
と言うのは、三段とか四段とかの人を呼びます。
私はたかだか初段だから、その世界では大した事は無いと思います。
私が通ってた頃の友達はみんな二段以上に進んだ後で辞めたと思います。
グイグイだった彼女やそのパートナーと私では練習の年数が全然違います。
そうそう、そのグイグイ来て居た彼女に昨年の夏に久しぶりに会ったのですが
お祭りで踊るんだ！と私達と会う時にはっぴを持って来て居て
私が言っても絶対に踊らなかったハリが
彼女にグイグイとひっぱられて、彼女が余計に持って居たはっぴを無理矢理着せられて
踊りの輪に連れて行かれました。
本当に手を引っ張って連れて行かれました。
ハリの「嫌」と言う反応に遠慮なく突き進む彼女、凄いね。
ハリは後で文句を言ってたけど、お陰で良い経験が出来たんじゃ無いかな？
話を戻すと
何事にもやる気が出ないハリが
友達のぐいぐい来るエネルギーに半ば強引にひっぱられてます。
ハリの気持ちばかりを考えて居たら、このまま何も変わらないけど
ハリがまたこの友達と嫌な経験をするのか
はたまた感化されて楽しい時間を過ごすのか？
どうなるかは分からないけど
まあ、何も経験しないよりはした方が良いと思います。
それにしてもあの子は何をそんなに長話をする事が有るんだ？と
大学の課題をしたいのになかなか電話を切ってくれない友達の話に興味を持った私にハリが言うには
どうやら彼は私達親子が習って居た習い事にかなり興味を示し
その習い事を極めて、しかもそれを日本でも習いたい
と考えて居るらしい。
そうそう、そう言う無謀な夢を見なくちゃ！
その前に、ハリが通ってる大学に行き、2年で卒業するとか言って居て
そのアドバイスをハリに聞いて居たらしい。
ハリは8年も卒業出来ないで居るからね
聞く人間違ってるね。
しかし相変わらず彼はハリを下に見て、ハリは何も分かって無い、みたいな話し方をするらしいです。
まあね、昔は知らなかったけど
ハリを傷つけたいわけじゃ無くて
いまひとつ人の立場に立って考える事が苦手なタイプの人で
そう言う話し方しか出来ない人なんだって理解してれば
とにかく必要以上に傷付かないようにしてれば良いから。
ハリはいじめられっ子だったから、ついいじめられっ子の反応をしがちだけど
この友達との交流から、心を鋼の様に鍛える訓練が出来たら良いなーと私は考えてます。
とにかく今日は久しぶりに練習に行ったけど
普段から何もしてないハリは急に練習に行って
身体中のあちこちガクガクになるだろうなぁ。
これはランチに食べたベーグル。