今日の夕方は、いつもの映画館に特別上映の映画を観に行きました。


それは


ジブリの千と千尋の神隠しの舞台を録画した物です。


英語の字幕付きで、数日間だけ上映されると言うので


日曜日のチケットを買って置いたのです。


舞台版の千尋役は橋本環奈さんと上白石萌さんのダブル主演で


私が買ったチケットは、橋本環奈さんが演じて居る日に録画した舞台でした。


上白石萌さんも好きだから、そちらも観たいと思ったけど


流石に平日の夜に2時間40分の映画を観に行く体力は無いので諦めました。


本物の舞台を観るのと違い


所々でカメラが役者に寄ったりして


良い感じに編集されて居たので


こう言うのを観るのも良いな、と思いました。


高校時代は演劇部に所属して居て


週末には良くお芝居を見に行って居たのですが


小さな場所で演じられるお芝居の時もあれば


有名な劇団が、大きな舞台で演じて居るのを観に行く事もあり


そう言うのは、録画されて居る日もあって


確かビデオか何かで観られるのもあったと思います。


今日観に行った物は、そう言うのを外国の映画館で上映するって感じでしょうか。


始まりは舞台の全体像から入ったので


自分もその劇場に居るような気持ちで観られました。


演劇部だった私は、素人でただの無知な高校生だったから大した事は無かったけど


あの頃芝居を作って居た事も有るので


舞台セットや照明や音響なども気を付けて観てしまいます。


無い物をいかに有るように見せるか?と言う工夫などがあると


おお〜っと思います。


舞台装置の転換も沢山有り


黒子ならぬ、パペットを動かす役の人達も沢山居たり


とにかく、あの映画をどうやって舞台にするんだ?と


とても興味深かったです。


橋本環奈さんの演技も上手かったし


アニメ版の声優をされた夏木マリさんが


舞台でも同じ湯婆婆を演じられて居て


声がそのまんまだったから、なんか嬉しかったです。


カエル役の人の動きも気になったり


カオナシのダンスが気になったり


顔だけ3つの奴、名前は分からないけど、その役の人の動きも凄かったです。


ただ単に、日本の舞台が観られる!と言うだけでまず感動し


始まった直後から涙が出て困りました。


まだ感動する場面じゃ無いじゃないかー!と。


アニメで観た時よりも、なんかホロリと涙が溢れる事しばしば。


お芝居ってなんか特別な気がして、涙腺が緩くなるのかも。


一つ困ったのは、劇場ではインターバルが入るのに


映画では最後までずっと続けて観ていたから


2時間40分の間トイレ休憩は無し


と言う事が辛かったです。


トイレに行きたいけど、見逃したく無い、と言う葛藤が有り


終わるまで我慢しました。


話が終わった後のカーテンコールの部分も撮影されて居て


劇場に居る気分で


拍手しました。


私はこの舞台版、好きでした。