土曜日の昨日は何をしていたのであろうか?

 

えーと

 

よく思い出せないのだが

 

一つだけ、ハリと

 

「今後のお金の支払いについて話し合わなくては行けない。」と言う予定になっており

 

なんかきちんと話した気はしないながらも

 

ハリがちゃんと働きに行かないために

 

私からの借りが増えていっているという話をした。

 

ハリは大学生になってから

 

知り合いの歯科医で書類整理の仕事などをしている。

 

取り敢えず大学生だし

 

仕事場は家を挟んで大学とは真逆の方だし

 

しばらくは甘いお母さんを演じていた。

 

ハリは電気、水道、携帯電話、インターネット、ゴミの支払いの半額を払うことになっていて

 

私が定期的にお金を銀行から差し引いていたのだが

 

最近になって健康保険を自分で払わせる様にしたら

 

毎月217ドル取られるので(約2万2千円くらいか)

 

お金がどんどんなくなっていき

 

10月からずっと

 

私への支払いが滞って居た。

 

それに加えて、今学期は大学に行きたく無いと言い出して

 

私が出した条件は

 

大学に行かないのなら週に最低でも40時間は働くこと

 

そして家賃の半分も払うこと・・・と言う話だった。

 

約束した1ヶ月で全部払うと言い切ったハリは

 

結局は約束の半分にも満たない値段しか払えず

 

では毎月払う値段がいくらで

 

その余りから借りてる分を払う・・・と言うのであった。

 

「それは無理だと気づかないかな?

 

あなたの仕事に行くペースではこの先決められた金額すらもきちんと払えないんだよ。

 

すでに3ヶ月分の光熱費が支払えずにいる上に

 

1月はちゃんと仕事に行くと言って、言った結果が支払いきれないって話でしょ?

 

週に必ず40時間働ける仕事場に移るか

 

足りない分はサイドジョブを見つけるしか無いんだよ?

 

毎日の様に寝坊していったり

 

先生の都合で早く帰らされたりしている状態では

 

あなたが生活に必要なお金すら稼げないんだよ。」

 

色々と叱ったところで

 

私と住んでいる限りは守られているので

 

身に染みるはずがなく

 

私はハリとの会話に疲れて

 

ふてくされて寝転がっていた。

 

それからやる気を出して

 

週末に家に持って帰ってきた仕事をしようと思ったら

 

キーボードの電池が無くなっていてコンピューターが開けられない。

 

くっそー

 

じゃあシャワーでも浴びるか!と思ったところに

 

仕事場の人からテキストが来て

 

映画に誘われたのだった。

 

それが日本の【万引き家族】だったので

 

『行く行く〜〜〜!』と

 

普段は突然のお誘いとか苦手なのに

 

二つ返事で行くことに決めたのだった。

 

万引き家族は、サンフランシスコでは特別上映という感じで

 

どの映画館でも観られるわけではなく

 

いつか上映するのかな?

 

するとしたらいつかな?なんて思っていたのだが

 

きちんと調べていなかったので

 

ひょんなことからお誘いいただけて、本当にラッキーだった。

 

この映画鑑賞のお誘いのおかげで

 

一気に気分転換もでき

 

観たかった映画も観ることができ

 

しかも

 

ハリにはお金を全然払ってないと言う負い目があるために

 

往復の送迎をしてもらえて

 

雨の降る寒い夜だったが

 

楽しく過ごすことが出来た。

 

たまにはこんなお誘いも良いなあ〜〜と思った。