ハリの幼い頃の友人のお別れの会のお知らせを貰い

 

このことをハリにどう伝えようかと考えてしまい

 

1日置いてしまいました。

 

普通に健康的な精神を持っている息子だったら

 

迷わずその招待状を見た瞬間に話していたと思いますが

 

昔から何かと言えば生きている意味が無いとか

 

人生を今すぐ終わりにしたいと言っているハリなので

 

私には「ハリに話しても大丈夫。」と思う自信がありませんでした。

 

このことをカウンセラーをしている友人に話したところ

 

正直にちゃんと話したほうがいいと促されました。

 

もしもその後にハリが悩んでしまったり

 

誰かと話をしたくなったりしたら

 

彼女に電話をかけてきてくれて構わないとも言われました。

 

仕事場に行って、最初に合ったのが子供の発育のアドバイザーをしている

 

通いの先生で

 

『元気?』と聞かれたので

 

思わず状況を話したら

 

『こっちで話しましょう。』と別の部屋に行って

 

私の話を聞いてくれました。

 

話しながら涙が出てきて

 

最後にハグをされて

 

また泣いてしまいました。

 

そしてちょっとすっきりしたのです。

 

そこで

 

家に帰ったらハリに話そうと決心できました。

 

いつもよりも遅くまで残ることになった仕事のおかげで

 

そこで夕飯が出たので

 

私が帰った時はハリが一人で夕飯を用意して食べていました。

 

私はシャワーを浴びて、そのままベッドに横たわりました。

 

2日日間ちゃんと眠れなかったため(1日目は友達の息子とは関係なく眠れなかっただけ)

 

ベッドに横になっていたら、体がめちゃめちゃ苦しくなって軽く眠ってしまいました。

 

なので家に帰ってから、ハリとまともに顔を合わせてないまま

 

軽く目を閉じていたのですが

 

目が覚めた後にハリを自分のそばに読んで

 

受け取った招待状を見せました。

 

「これ読んで。」

 

自分の口で伝えるのはなんとなく嫌だったのです。

 

ハリは「うそ、うそでしょ?なんで?」と言って

 

涙を流しました。

 

「そのお別れの会に参加する?」と聞くと

 

「わからない、今は何も考えられない。」と言って

 

キッチンに戻り

 

いつもよりかなり静かにお気に入りの動画を見たりしていました。

 

話したくなったらいつでも話を聞こうと思い

 

その後は放っておきました。

 

ハリはその後寝るまで特に何も話さず

 

いつもの様に、自分が見つけた面白い動画を私に見せたりして

 

そのまま寝ました。

 

次の日の今日は、私は喉が痛くって仕事を休むことにしたので

 

ハリは自分で支度をして普通にバイトに行きました。

 

帰ってきたけど、特に違うといえば

 

いつもと違って静かな事くらいで

 

後は特に落ち込んでいる様には見えないし

 

とりあえずはあまり心配しないで良さそうです。

 

でも

 

いつふっと思い出すか分からないので

 

いつでも心のサポートができる様にしておこうと思います。