今週末はMartin Luther King Jr. の誕生日で3連休のお休みでした。

 

保育園では毎年キング牧師の誕生日をお祝いして保育園の周りを練り歩く

 

ピースマーチと言うマーチを行います。

 

年齢が上の子供たちはこの日のためにキング牧師が何をしたかったか

 

どうして今は生きていないのか・・・などのお話を先生から教わり

 

マーチのためにピースマークのサインを用意します。

 

また午後のクラスそれぞれがケーキを焼き

 

金曜日のマーチの後で誕生日をお祝いしてみんなでケーキを食べると言う流れになっているのですが

 

その旨を月曜日に聞かされ、急遽水曜日にケーキを焼くことになりました。

 

その仕事は私ですがな。

 

最近お昼寝をしなくなった子供が

 

お昼寝時間にただ休むだけのグループに流れてきていて

 

その休むだけのグループ担当の私は全部で12人も子供がいる状態になっています。

 

今までは多くても8人から9人だったので12人は多いです。

 

12人は先生一人で面倒を見て良い最大の人数なのですが

 

うちの保育園ではそんな無謀はしません。

 

もちろん二人の先生でその人数を面倒見ます。

 

水曜日はその12人を半分に分け

 

私はケーキを作る作業を二回やりました。

 

クッキングのカリキュラムは準備がちゃんと出来ていないと子供たちが余計なことをし始めるので

 

めちゃめちゃ大変です。

 

準備がちゃんと出来ていても大変な子供がいたので毛が逆立ちそうでした。

 

私のクラスが選んだのはグルテンフリーのバナナケーキです。

 

バナナを潰したり、バターと卵を混ぜたりと言う作業を

 

みんなで交代で数を数えながらやったり

 

飽きてきた子供たちに使い切らないで余る牛乳を特別に飲ませたり

 

最後にチョコレートチップをちょっとあげるよ〜と気を引いたり

 

とにかく時間がかかりました。

 

もちろん次のグループは私も既に要領を得ているので

 

面倒くさいことは省いたり、いちいち説明などしないでやったりして

 

あっという間に終わりました。

 

子供たちはあの小さなチョコレートチップを4粒だけもらっただけだけど

 

かなり喜んでました。

 

普段は子供にアメだのチョコだのは与えませんから

 

特別に思ったのでしょう。

 

水曜日に作るけど、食べるのは金曜日だよ・・・と伝えましたが

 

訳分かんねえ〜って顔をしている子がほとんどでした。

 

でもそのまま食べずに家に帰って、金曜日にまた私の午後のクラスに来た時には

 

マーチをした後で食べると言うことを理解し、喜んでくれました。

 

そのマーチは外をちょっと歩くだけですが疲れてちゃんと歩かない・・・と言う子が

 

出ないように

 

お昼寝をしなかった子供たちには特別早い時間に

 

普段は食べない教室内でおやつを食べさせました。

 

(他のクラスはそこで食べ物を食べたりしますが、私たちは自分たちの教室で食べるスケジュール)

 

そんな感じで特別だからね〜とおやつをあげたら(自分たちの都合でですが)

 

生徒たちは

 

『ぷうが一番良い先生!』

 

『ぷうが最高!』

 

『他の先生は最高じゃない!』と

 

なんだかかなり子供たちに気に入られました。

 

食べ物に釣られてる子供たちめ。

 

そして時間になってマーチに参加して

 

帰ってきてからケーキを食べました。

 

私はケーキを切る手伝いをしていたので子供のそばには行かなかったけれど

 

バナナケーキを作った子供たちはそれを覚えていて

 

他のケーキではなく自分たちで作ったケーキを選んで食べたそうです。

 

前の仕事場では子供たちと良くクッキングプロジェクトをしていたので

 

もっと頻繁にやりたいなあ・・・と後で思いました。

 

今の仕事では、お兄ちゃん先生の態度の悪さや仕事っぷりの話に時間を取られてしまい

 

カリキュラムの話まで話が進まないのが問題になっています。

 

大人に時間をかけるのではなく

 

本来なら子供のために時間を使いたいのに・・・と

 

もう一人の先生といつも嘆いているところです。

 

なんとか前に進んでもっと子供のプランを立てる為に時間を使いたいものです。