お母さんみたいな母親にはなるもんか! | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

マスターインストラクターの森山ふみ香です。



我が家には、反抗期真っ最中の中学三年生息子がいます。

やることなすこと文句をつけてきます。

話しかけても返事もせず、自分の要求だけはしっかり言ってくる。

せっかく作ったごはんを

「好きじゃない。」

と冷凍チャーハンを食べる日もあります。



そういう時期なんだろうなと思うけれど、やっぱりイライラしてしまいます。


「やってもらってることには感謝もせず、文句ばっかり言うなんて!」


つい言ってしまいそうになるところをグッと飲み込む毎日。

むなしい気持ちと、これも成長だよねと言い聞かせる気持ちが入り混じっているのを感じます。





そのやりとりの中で、ふと思い出しました。

「これ、昔私もやったことだわ。」

「母も同じだったんだ。」

そう気付いたとき、母の深い愛情に気づいたのです。



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お母さんみたいな母親にはなるもんか!

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私が長男を出産する直前、母は言いました。

「お母さんと同じように子育てすればいいから。」

「うん。」


返事をしたものの、心の中では

「お母さんみたいな母親にはなるもんか!」

と思っていました。



お母さんは、いつも怒ってばかりやん。

すぐ否定して、ちゃんと話を聞いてくれなかった。

だから私はこんなに自己肯定感が低くなってしまったんだ。

お母さんと違って、私はいつもニコニコした母親になるんだ。

当時、私が思う愛情をくれなかった母に反発心がいっぱいでした。




でも、実際の子育てはそう上手くはいきませんでした。

言うことを聞いてくれない我が子にイライラ。

こうしなさい、ああしなさい。

なんでそんなことするの?!

怒ってばかりの毎日。

気付けば、絶対ならない!と思っていた母のようでした。


こんなはずじゃなかった。

今の子育てを変えたい。


本気でそう思ったときに、こころのコーチング講座に出会いました




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怒りで硬くなっていた心がほぐれていく

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こころのコーチング講座では、ハウツーだけではなく自分の心にも目を向けていきます。


私もこんな風に聞いてもらいたかった。

もっと私の思っていることを話したかった。

悲しかったね。

寂しかったね。




自分の心の声を聴いて寄り添っているうちに、だんだんと癒されていく感覚がありました。

怒りで硬くなっていた心がほぐれていくと、当時の母の想いや愛情も見えてきたのです。



お母さんも必死だったんだろうな。

葛藤しながら子育てしていたんだろうな。

朝忙しいのに、毎日朝早くからお弁当作ってくれてたよね。

遅刻しそうなとき、車で送ってくれてたよね。

お弁当のおかずに文句言っても、「わかったよ。」と変えてくれてたね。

やりたい習い事を色々させてくれてたね。

私の好きなごはんをたくさん作ってくれたね。


当たり前すぎて見えてなかったり、私が欲しい愛情ではなかったけれど、たくさんの愛を与えられていたことに気づきました。



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 そのままのあなたで満点だよ

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「お母さんと同じように子育てすればいいから。」

の言葉を

【お母さんの子育てが正しい】

と受け取り反発心があったけれど、


今思えば、根っこには

【そのままのあなたで満点だよ】

という想いがあったのかもしれないと気付いたのです。




親になってみて分かったのは、根っこには必ず子どもへの愛があるということです。


でも、親自身も間違ったコミュニケーションを取ることもあります

親がよかれと思ってやったことも、子どもに伝わらないこともあります。

どう受け取るかは、結局子ども次第。



反抗期真っ最中の息子も、今は愛が伝わらなくてもいつか気づくことがあるのかな…?

気づかなくても、幸せになってくれたらいいか!

そんなことを思ったら、反抗期の反応も可愛く見えてくるのでした


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



子育てコーチング協会

マスターインストラクター森山ふみ香