子どもが勉強を頑張るようになったわけ | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

インストラクターの服部まいです。



「勉強しなさいよ」

と子どもに言うときにモヤモヤしてしまいます。

子どもとケンカにもなるし、頭ごなしな自分にも悲しくなります。


よく「勉強しなさい」と言うのは悪影響だともいわれますよね。

「勉強しなくなる」

「子どもが遊びに満足すれば、自然に勉強への集中力も出てきます。」


など。

 


なので、私はどうしたらいいのかと困ってしまいます。



なるべく言わないでおこうと思っていた矢先、中2の長男の成績が唖然としてしまう結果になってしまいました。




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まずは聞いてみよう

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困ったなぁと思い、まずは「話を聞く」ことにしました。



「テストどうだった?」


「いつも通り悪かったよ。

 英語とねぇ、社会は思った以上に悪いよ。

 数学もやばいし、がんばっても無理だね。

 どこがわからないのかもわからないから、先生にも聞けないよ。」

と、ゲームをしながら言うんです。



湧きあがるイライラで、ゲームを取り上げてしてしまいたい衝動に駆られましたよ。

でも、「聞く」ために声をかけたんでしょ!

と思い直し、踏みとどまることができました。



「どこがわからないのか、わからないのか~。

どこにつまづいているのか一緒に見てみようか?」

と声をかけると、ゲームをやめて試験問題と答案用紙を持ってきてくれました。


少し一緒に試験問題を解いた後、課題を持ってきました。


「これ、提出日が昨日なんだけど、まったくやってなくて。

 やる気になるから、一緒にやってくれる?」

って言うんですよ。



昨日まで?まったく??

とモヤぁっとしたんですが、一緒にやって欲しいという言葉を聞いて、私のことを信頼してくれたんだ感じました。


課題が終わるまで、長男と一緒に勉強をしましたよ。


 

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自分なりの勉強法を模索しているんですね

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そんな前回の期末試験から、また実力試験期間になりました。


先日、長男が言いにきてくれました。


「今回は課題を提出日までに終わらせるからね。

 苦手なところは●●の方法で取り組んでるからね!

 結果に自信はないけど、ボクがんばってるから。」


勉強がはかどらない時は、私のそばで勉強しにきてくれました。


「がんばってるね。」

と声をかけると、

「あとちょっとがんばるわ。」

と言って自室に戻っていきました。



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その子に合った声のかけ方をすること

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「勉強しなさいよ」の一方的な声かけから


・わからないところは大丈夫?

・一緒にやろうか?

・がんばってるね。


子どもを認める声のかけ方に変えたことで、長男は勉強の取り組み方を自分で考え、勉強時間も増やしていきました。


コミュニケーションカラーがピンクの長男です。

「一緒に行動する」「一緒に考える」

ことが安心感につながり、がんばることができるんですね。



「勉強しなさい」を言うか、言わないかではないようです。

その子に合った伝え方で、子どものやる気が変わるんですね。



最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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子育てコーチング協会

インストラクター 服部 まい