勝手に罪悪感を感じる親。 やたら区切りを付けたがる親。 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

インストラクターの葉月千恵です。


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事実をどう受け止めるかで

結果は幸せなものにも変われる

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2021年2月のとある日の夜。

私は、

「うそ、うそ、うそ・・・!」

と胸が高鳴っていた。


はやる気持ちが抑えられません!!

スマホの画面の文字を読むスピードを超えて、どんどんスクロールしていく私の指先。

なんとなく情報を読み飛ばしながら 私は震える指でタップ。

「お申込み完了」まで行き着き、大きくため息をついた。


何をしていたかというと…

私が最近大好きになったお笑い芸人「かまいたち」のお笑いLiveチケットが、初めて取れたのです^^;

(特に濱家さんは私のドストライクのタイプ・・・!

 背が高くて色白でおもしろくて、スーツが似合って、笑顔がかわいい!)


人気でいつもチケットが完売していたのに、このたび「空きあり」の日程を見つけられました。

もう嬉しくて嬉しくてたまらない!!


で  す  が、

後に、このお笑いLiveが取れた日は、長男(小6)の卒業式の前日。

午前授業で早くに帰宅する日だと、気づきます・・・。



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勝手に罪悪感を感じる親。

やたら区切りを付けたがる親。

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お笑いLiveは、お昼の12時に、新宿のルミネTHEよしもとで行なわれます。

通常の6時間授業であれば、子どもの帰宅に間に合って

「おかえり」

と言って出迎えられますが、午前授業では、間に合いません。


私の心の声は、

「長男の小学校最後の授業の日に、”おかえり”と言えず、カギを開けて帰ってきてもらうってどうよ?

 しかも、仕事でなくお笑いで!」

というものでした。


これまでも仕事で、私の方が帰宅が遅くなることはよくありました。

でも、私の中で

〈お笑いなんて、娯楽のことで〉

〈しかも、小学校最後の日に〉

ということが大きく引っかかったのです。

すごーく罪悪感がわいてきました。


よって、

「チケットは取れたけど、今回は見送ろう。

 また4月の分のチケットも取れているんだし」

と、ほぼほぼ決心したのです。

(4月もチケット取っているんかーい!笑)



・・・だけど、未練はたらたらと残ります。

「あーー、行けるものなら行きたいなあ」

「4月まで待ちきれないよう」

「濱家さんに会いたかったなあ・・・」←



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長男と対話することで

見えてきたことは

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そんなある日、ご近所の受講生さんと お話しする機会がありました。

お笑いLiveの経緯を私が話すと、

「千恵さん、お子さんに話は聞いてみたんですか!?」

とコーチングのような質問をされてしまいました。

うっ、刺さる!


・・・さすが受講生さん!!笑。

そ、そうだよね・・・。

私が勝手に罪悪感を感じていただけであって、長男本人は、どう思うかわからない。


もちろん、彼が

「帰ってきたときにお母さんがいないと寂しい」

と言うならば、潔く今回のお笑いLiveは諦めようじゃないか。


この子が

「家にいてほしい」

と言うなら、私だっていてあげたいのだ。


ナイスな質問で気づかせてくれた、受講生さん、ありがとう!!

ああ、私はいつも受講生さんたちに 育ててもらっています(^^)


そうして、長男に直接、事の経緯を話して訊いてみました。

私)

「お母さん、かまいたちのお笑いも見に行きたい。

 でも、卒業式の前日は”おかえり”と言って 長男を迎えたい気持ちもあるんだ。

 長男はどう思う?」

長男)

「へ・・・?行ってきたら??

 別に、気にしないけど・・・。

 いつも通り帰ってきたら

 弟とゲームをする、それだけだし~」

ときょとーんとした反応で、あっさりこのようなことを言われました^^;


あはは、もうこの子は大きくなっているんだなあ~・・・。




私は、長男が帰ってくるときに家にいないと 寂しい思いをさせてしまうんじゃないか。

私用で家を留守にするなんて、悪いお母さんだ・・・!

という思い込みがあったんですよね。


だけど、長男に話を訊くことで、勝手に私が罪悪感。

勝手に”小学校最後”という区切りを 意識していただけに過ぎない。

長男は、そんなこと何も気にしていないことが わかりました。


その結果、卒業式前日は 子どもたちに

「ありがとう~~!」

と、感謝の気持ちと共に かまいたちのお笑いLiveへ向かうことができました。


はじめて見る大好きなお笑い芸人の生の漫才は、感動モノでした!

そして、カッコよかった!


満たされた気持ちで、帰り

「ただいま~~~~!!」

と、私は笑顔で家に着いたのでした。


子どもたちは、ゲームをしながら

「おかえり~~~~!」

と 笑顔で待っていました(^^)



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事実をどう受け止めるかで

結果は幸せなものにも変われる

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今回のケースの【事実】は

《お笑いLiveを見に行くことで、卒業式の前日に 子どもより帰りが遅くなる》

です。


私の事実に対する【受け止め方】は、当初は

《長男に寂しい思いをさせるかも・・・そんな私は悪い母親だ》


その【結果】、

《今回は、未練は残るけど見送ろう・・・》

ということになっていたでしょう。



長男本人に気持ちを訊いたわけでもなく、自分で判断したことなので、恐らくずっとモヤモヤが残りかねません。

反対に、長男に話を訊いてからは


【事実】

《お笑いLiveを見に行くことで、卒業式の前日に 子どもより帰りが遅くなること》


【受け止め方】

《長男は特に気にしていない。大丈夫!》


【結果】

《子どもたちに感謝しながら、お笑いLiveを見に行って、感動体験ができた。

 家に帰ってからも私はご機嫌で、家族の雰囲気もおだやか》


というものになりました。


事実は変えられないけど、私たちは受け止め方は変えられます。

今回のケースでは、私の頭の中であーだこーだ考えず、子どもに話を訊くことで 受け止め方が変わった!という 体験でした(^^)

そして、翌日は親子で晴れ晴れしい気持ちでの卒業式となったのでした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。



次号の担当は、

奈良県生駒市在住・奈良の上沼恵美子とも

呼ばれている!?ゆきの直子インストラクターです。

肝っ玉母ちゃんでズバッと明快な雰囲気のゆきのちゃんのメルマガをお楽しみに!

一方で、元保育士さんだから 子どもたちへのまなざしがいつも 優しいなと私は感じています♪



子どものこころのコーチング協会
インストラクター 葉月千恵
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