子どもにやさしくできないと感じているあなたへ | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)のブログです。
子育てに役立つ情報をお届けしています。

【話を聞く、気持ちを共感してもらう事で気づいた事】


あらためまして、こんにちは。


Snow Man大好き!インストラクターの田中由紀子です。

「聞く」を学び始めたころに娘から学んだ出来事です。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

 何気ない会話の中にあったもの

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o


朝、洗面所でメイクをしていた時の事です。

目にまつげが入ってしまい、あまりの痛さに涙を流しながら格闘していました。

なんでまつげが入るとあんなにも痛いんでしょうね?


「あー、時間ないわー。

 早く終わらせたいわー。」

そんな事を鏡に向かいながら、ブツブツつぶやいていたのです。


その様子を見ていた娘から

「ママどうしたの?」

と心配そうに声をかけられました。


「ママね、目にまつげが入ってすんごく痛いんだよ~」

「まつげとかなんか目に入るとすごく痛いよね。大丈夫?」

「うん。ありがとう。痛いけど大丈夫だよ」




・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

 聞いてもらう事で感じた温かさ  

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o


痛くて痛くてどうにかしたーい!

という気持ちだった私にかけられた娘の言葉に、じわじわと心が温かくなるのを感じました。


「痛いよね。大丈夫?」


それだけの言葉ですが「痛い」という事を分かってもらえるとこんなに安心感があるのだな・・・

そう感じながら娘からの言葉にハッとさせられました。



これが

「えー!痛くなんかないよ、そんなの。

 たかがまつ毛じゃん」

なんて言われてたら悲しく感じたのかもしれないなぁ



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

まずは自分の気持ちを聞くことが先

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



娘とのやり取りで思い出したのは、娘たちが子どもの頃のこと。

娘から

「痛い」

と言われても

「痛くない!」

と突っぱねていた私。

そう言われるだけでイライラしていたのでした。


あの頃、娘たちはどんな気持ちだったんだろう?

ひどい事ばかり言ってごめんね。



あの時、聞けなかったのは、

”私だって我慢していたのだから、あなたも頑張りなさいよ”

そう思っていたので、聞くことが辛く感じていたのでした。


もし、痛くても我慢していた自分に対して

「痛いよね。つらいよね。」

って寄り添えていたら、娘たちにも やさしい言葉をかけてあげられたかもしれない。


つらさを感じないようにして

「このくらい なんてことない!」

と我慢をしていたから、子どもたちにも 同じような言葉しかかけられなかった。




「まつげが目に入った!」

たったそれだけの事ですが、私にとってはいろんなことを感じた出来事でした。


最後までお読み下さりありがとうございました。



子どものこころのコーチングインストラクター