あらためまして、こんにちは。
Snow Man大好き!インストラクターの田中由紀子です。
「聞く」を学び始めたころに娘から学んだ出来事です。
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何気ない会話の中にあったもの
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朝、洗面所でメイクをしていた時の事です。
目にまつげが入ってしまい、あまりの痛さに涙を流しながら格闘していました。
なんでまつげが入るとあんなにも痛いんでしょうね?
「あー、時間ないわー。
早く終わらせたいわー。」
そんな事を鏡に向かいながら、ブツブツつぶやいていたのです。
その様子を見ていた娘から
「ママどうしたの?」
と心配そうに声をかけられました。
「ママね、目にまつげが入ってすんごく痛いんだよ~」
「まつげとかなんか目に入るとすごく痛いよね。大丈夫?」
「うん。ありがとう。痛いけど大丈夫だよ」
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聞いてもらう事で感じた温かさ
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痛くて痛くてどうにかしたーい!
という気持ちだった私にかけられた娘の言葉に、じわじわと心が温かくなるのを感じました。
「痛いよね。大丈夫?」
それだけの言葉ですが「痛い」という事を分かってもらえるとこんなに安心感があるのだな・・・
そう感じながら娘からの言葉にハッとさせられました。
これが
「えー!痛くなんかないよ、そんなの。
たかがまつ毛じゃん」
なんて言われてたら悲しく感じたのかもしれないなぁ
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まずは自分の気持ちを聞くことが先
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娘とのやり取りで思い出したのは、娘たちが子どもの頃のこと。
娘から
「痛い」
と言われても
「痛くない!」
と突っぱねていた私。
そう言われるだけでイライラしていたのでした。
あの頃、娘たちはどんな気持ちだったんだろう?
ひどい事ばかり言ってごめんね。
あの時、聞けなかったのは、
”私だって我慢していたのだから、あなたも頑張りなさいよ”
そう思っていたので、聞くことが辛く感じていたのでした。
もし、痛くても我慢していた自分に対して
「痛いよね。つらいよね。」
って寄り添えていたら、娘たちにも やさしい言葉をかけてあげられたかもしれない。
つらさを感じないようにして
「このくらい なんてことない!」
と我慢をしていたから、子どもたちにも 同じような言葉しかかけられなかった。
「まつげが目に入った!」
たったそれだけの事ですが、私にとってはいろんなことを感じた出来事でした。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチングインストラクター