こんにちは。
インストラクター 近藤きょうこです。
中学1年になった息子の話をします。
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息子と宿題の文字汚いことでケンカしました
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休校中、息子が 課題で出ていた数学の課題をしていました。
私の作業している机の横でしていたので、
私は、彼の宿題を何気なくチラリと見たところ
「もう!!また!?字が汚すぎる!!」
最初に思った感想でした。
今までも、息子とは、字が汚いことで ケンカになる事はありました。
学校のテストなどもコレが原因で 不正解とされたことが何度かあり
テストやノートに「消しゴムで消す!」という注意書きも…。
以前から、先生に何度もされていたのでした。
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言わないようにしていたけれど、
ポロリと本音が出てました
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息子自身も、字については話題にされたくないみたい。
私も、最近は文字に関しては目をつむり、
なるべく衝突しないようにしていました。
でも この日は、自分が気付くより前に、口が勝手に
「ちょっと!字が汚いよ!」
息子はキッと、私をにらみつけました。
言ってしまってから、
「あ。いかん。これ言っちゃダメなやつだ…」
と思ったのですが、言ってしまってはもう後の祭り。
とっさに息子の睨みに負けじと
「なによ!」
と言いたくなる言葉を押し込めて、
「ゴメン。
今までも何度も文字の事でケンカになってしまったから、
言わないようにしていたのだけど つい。
うっかり思った事だから、言ってしまったよ。」
息子はしばらく黙っていました。
「そういう事、もう言わないでくれる?」
静かに…怒った風に聞こえました。
「そっちこそ、汚いって言わせないでくれる?」
と言いたくなりましたが、
取っ組み合いのケンカになったばかりだったことを思い出し、
今回は何を言い返そうか、と言葉に迷いました。
言葉を探すために、私は自分の心の声に耳を傾けました。
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私のこころの声は…
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私のこころの声は
・先生に誤解されて困るのではないかと配だった。
・なかなか直らない事で私が感じている焦り
・クドクド言ってしまった事への自分への苛立ち
自分都合の事ばかりだ…。
でも、息子の事も心底、心配なんだよね…
このまま、自分の心の声を息子に伝えるのは、少し違うなと感じました。
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私は、何を伝えたかったんだろう
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こころの声に耳を傾け 冷静になったことで、ふと、
”息子が誤解して とらえているのかも?”
という思いが浮かびました。
「字が汚いとつい言ってしまったけれど、ゴメンね。
言葉が尖って聞こえたかもしれないね。
本当は字が「汚い」のではなく、
『0か6か、7か9か、区別ができない数字がある』
と思っただけなんだよ。」
と、そのまま言葉にして伝えました。
「あとね。
たくさん課題をやって疲れた時に 曖昧な字になるから
それだけ頑張っている事もわかっているよ。
コレとコレと…この5つだけ書き直したら、
きっと先生も誤解しないで済むと思うんだ。
どうかな?」
息子は、
「…」
ムスッとした表情で、特に言葉にはしませんでした。
”あぁこの言い方では伝わらなかったんだなぁ”
と少し残念でしたが、
言葉を受け取るか受け取らないかは 相手が選ぶこと。
これはこれで仕方がないと思いました。
でもしばらくしてまたチラッと見たら、
先ほど指摘したところが書き直してありました。
いつもだったら、あのまま売り言葉に買い言葉で、
「じゃ、もう課題やらない!!」
となるであろうシチュエーションでした。
今回は心の声を聴いたことで、ケンカにならずに済みました。
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こころの声を聴くことの大切さ
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小さいころのように、
「うん。わかったよ」
という素直な言葉がないことの寂しさもありますが、
こうして喧嘩ができるのもあとどのくらいあるのだろう
と、思った出来事でした。
◆冷静になったことで、
自分の心配や不安が先に立っていたことがわかった。
相手の気持ちも考えようと思えた事。
◆息子の文字の事を言われたくない気持ちも
すこし理解できたので、
相手に届きそうな言葉を
選ぶことをしようと思え、実践できた。
今回、心の声を聴いて私が良かったなぁと思う事の2つです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター 近藤きょうこ