こんにちは。
子どものこころのコーチング協会・インストラクターの村上桃香です。
【 クソババァ記念日 】
我が子はこの春、ピッカピカの小学一年生になりました。
親の心配はどこ吹く風。
時間割は自分でチェック、目覚まし時計を使って自分で起き、
自分で服を選んで着替えて、登校の待ち合わせ場所にも遅れません。
頑張っているなぁ…と見守っていたら、どうも頑張り過ぎていた様子。
ある時、私に投げられた捨て台詞が…
「クソババァ!」
歌人 俵万智さんの「サラダ記念日」になぞらえるならば…
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o・*:..。
「クソババァ!」と我が子が言ったから
四月十五日はクソババァ記念日
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o・*:..。
クソババァ…クソババァ…クソババァ…
頭の中でこだまします。
このような反抗は成長の証、
新生活の疲れもあって家で発散しているのだろう…と、冷静を装いました。
ただ、頭ではそう考えるのですが、
もやっ…としたものが引っかかって拭えません。
拭えぬまま数日過ぎたある日のこと。
インストラクターの同期たちとの会合にて、この話題が出ました。
「私もお母さんにクソババァって言ってたわ」
「普通に言うよね、冗談みたいなものだよ」
…と、あっけらかんと語る同期たち。
そこで初めて気が付いたのは…
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
私、クソババァってお母さんに一度も言ったことない!
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
私の母は良妻賢母で、とても穏やかな人です。
激しく怒られた記憶はほとんどありません。
そんな母ですから、同居の祖父母への介護も献身的で、仕事にも全力投球。
ただ、頑張り過ぎて、時々倒れることもありました。
子どもの頃の私も、人並みに反抗期らしい感情は持っていたはずなのですが、
「お母さんを困らせてはいけない」
という思いが強かったのでしょう。
「クソババァ」と言わないまま、自分が「ババァ」と言われる年齢になってしまいました。
同期たちから、
「今、クソババァって言える?」
と聞かれたけれど、言えなかった私。
自分の中にまだまだ、
「お母さんを困らせてはいけない、悲しませてはいけない」
そんな気持ちが疼いているのだなぁ…と気づかされました。
ちょっと涙が出そうになったけど、そんな私のことを、
ただただあたたかく見守ってくれた同期たちに感謝です。
そんなありのままを受けとめてくれるような仲間たちと出会える、
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いつになるかわからないけれど次の帰省の時、
「クソババァ!」
って言ってみようかな…
そんな妄想をしてみたものの、ドキドキして落ち着きません。
今更反抗してみるか、してみないか…
いつかご報告しますね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
村上桃香