子どものこころのコーチング協会インストラクターの松本麗子です。
子どもたちが、私の実母と実妹と りんご狩りに行ってきました。
次女が、落ちていたりんごを拾って、カゴに入れたそうです。
「綺麗だよ。もったいないから、入れていい?」
実妹は、
「いいよ」
と、答えたようでした。
帰ってきてから、その話を聞きました。
実母の反応は、
「え!そんなものいれて…。」
私の反応は、
「それを食べたら、きっといいことがあるよ。」
実妹は、何も言いませんでした。
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実母と私は、同じ
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多分、実母の中には、
「誰かが、わざと落として行ったに違いない。」
「傷物にお金を払うなんて。」
とか、
「物を拾うのは、物乞いのする事。」
※70歳越えなので。子供の頃に、教えられたものは、どうしても強い信念になると、思います。
きっと、こんな感じなのかなと想像します。
私の中には、
「綺麗なリンゴを、見つけて生かした。」
「マイナス志向は、いけない。」
「もったいないを、実行した次女は偉い。」
「実母は、普段、もったいないもったいないと言っているくせに、人様の物は ないがしろにする。」
「自分の物じゃない物も、大切にするべき。」
などがあると思います。
どちらも、とてもとても強い、極端な思考なのです。
それを、突き詰めると、
「私が、正しい。」
になるのかなぁ、と、思います。
あっち側と、こっち側で、
「私が正しい!」
と、叫んでいるわけです。
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実母の愛
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私は、実母の反応に、ムナクソが悪くなります。
実母の事を、いろいろ考えます。
私が小さい頃は、とてもとても厳しい人でした。
手も出ました。
テストは100点じゃないとダメだったし、テレビはドリフターズはダメ。
母の言うことは、聞かないとダメ。
そして、母自身が、とてもできる人でもありました。
私は実母の、どこが嫌い?
どこがいや?
好きすぎて、嫌いなんだなぁ。
とか、
実母か間違えていると、思っているんだなぁ
とか、
分かって欲しいんだなぁ、私。
。。。もう、無理だろうなぁ。
70歳超えたし。
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理解しなくても、いい。
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主人に話しました。
りんごの話と、私が実母に感じた感覚を、すべて、ありのままに話しました。
私は、涙が止まりませんでした。
ずっと黙って聞いていた主人は、最後に一言だけ。
「どっちも、お互いを愛してるようにしか聞こえない。
ただ、愛し方とか、その表現の方法が違うだけなんだろうと思う。」
実母は、私を愛しているようです。
私の望む言葉は 言ってくれないけれど。。。
実母は、私を愛しているようです。
私の望む、行動は してくれないけれど。。。
私は、まだまだ、苦しいし、嫌です。
でも、私の実母への思いを、これからも感じていこうと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター 松本麗子