【息子が学校での嫌なことを私に話す理由】
こんにちは。インストラクターの花岡千恵です。
新年度が始まって2ヶ月。
保育園や学校に通っている子どもたちは、新しい
環境に慣れてきたと同時に、そろそろ疲れが出てきている頃ではないでしょうか??
私の息子は、今年入学したばかりの新一年生。
入学してしばらくしてから、表情が冴えず、学校に行くのを渋るようになりました。
よくよく話を聞くと、同じクラスのある子から、失敗するとバカにされたり、ちょっかいを出されたり、腹が立つことをしつこく言われるとのこと。
言い返すと、何倍にもなって返ってくるので、言い返せずにずっと我慢していること。
を話してくれました。
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まずは聞くことから
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子どものこころのコーチングで『子ども話を聞く』ということを、しっかり学んできていたので、
そうか。それは嫌だったね。
そんなことを言われたら悲しいよね。
息子の話をおうむ返しを交えながら、聞くことをしました。
時々、自分も腹が立ってきて何か言いたくなることをぐっと抑えながら、ただただ聞きました。
息子は毎日ひとしきり話すと何もなかったかのようにくつろぎはじめ、学校は結局休まずに通っていました。
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こころのことを学んでも、私は1人の母親
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子どもの話を聞くだけでいい、と学んだとはいえ、やはり息子の落ち込んだ様子をみると気になって仕方ありませんでした。
このままイジメになったらどうしよう。
登校拒否になったらどうしよう。
私はインストラクターではあるけれど、子どもの悲しい顔をみると、1人のただの母親になってしまう自分がいました。
でも、
インストラクターだからこんなこと思ってはいけない。
格好悪い。
というようなマイルールは無視して、自分の気持ちを否定せずに受け止めました。
どんな子なのかとりあえず確認しよう。
と思い立ち、運動会で確認しました。
すると、息子が嫌だと言っていた子と、息子がそれはそれは楽しそうに仲良くしている姿がありました。
頭をガツンと殴られたかのような衝撃。
え??仲が悪いんじゃなかったの?!
そうです。
息子が悔しい、悲しいと感じたことは事実だったけれど、勝手に息子の敵だと思っていたのは私でした。
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子どもが私に嫌なことを話す理由
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息子が私に話していた理由はきっとこんなことがあったんだと思います。
毎日ボクが頑張ってることを知ってほしい。
ちょっと疲れたからお母さんに甘えたい。
とにかく味方になってくれればいい。
本当に子どもは話を聞いてもらうだけで、心が満たされて、こんなに力になるのだと改めて思いました。
今回のことで、
子どもの話を聞く大切さ
聞くだけで、ほぼ子どもの中で色んなことが解決すること
親が子どもの話をフラットに聞く難しさ
自分の感情を否定せずに受け止めることも大切(表に出すという意味ではなく)
ということをしみじみ実感しました。
おかげさまで、今日も息子は元気に学校へ出かけて行きました。
そういえば、学校行きたくないって最近言わなくなったな、、、(^^)
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター
花岡千恵