こんにちは。インストラクターの浜田悦子です。
まずは、お知らせです。
・・・・・・・・・・・・・・
【予告】
★協会2周年パーティを開きます
3月18日(土)に、東京にて、子どものこころのコーチング協会の2周年パーティがあります。
パーティのテーマは「自分の枠を外す」ということ。
ゲストにマツダミヒロさんもいらして、
「ママが自分らしい生き方を見つけ、最高の人生にする魔法の質問」
という講演をしてくださいます。
スケジュール帳を空けて、「パーティ」と書いておいてくださいね!
お申込みは、2月8日20時から 当協会HPから行います。
・・・・・・・・・・・・
【 何度も立ち止まり、やり直す子育て 】
『ぼくのねがいは、ママと一緒にあそぶこと』
去年の12月。
サンタさんには何をお願いするの?
そんな話をしている時に、むすこから言われた言葉です。
文字通り、はっとしました。
心当たりがあったからです。
わたしのむすこは自閉症です。
2、3歳の頃はかんしゃくの連続で、育てにくい子どもだったけれど、
ちょっと待っててね。の意味もわかるようになり、待つことができるようになりました。
さらに、小学生になり、ひとりでできることも増えて、むすこに甘えていたなぁと反省しました。
……☆★☆………
子育てのやり直し
……☆★☆………
ママになった時から、そうだった。
右も左もわからない、一人目の子育て。
イライラを誰にもぶつけられずに、誰にぶつけていいのかもわからずに、傷つけてしまったのは、一番近くにいるむすこだったなぁと。
だけど、そんなわたしに、いつも大切なメッセージをくれていました。
今回も、そう。
『ぼくのねがいは、ママと一緒にあそぶこと』
という言葉とともに、もっとぼくをみて!というメッセージ。
また一つ、むすこのおかげで立ち止まることができました。
怒ってばかりの子育てをしていたために、いつからか わたしの顔色をうかがい、怒っていなくても、無表情だと泣いてしまうようになっていました。
こんな風にしてしまったのは、わたし。
親子の信頼関係を取り戻すことに必死でした。
わたしにとっては、子育てのやり直しです。
障害特性もあり、会話にならないことの方が多かったけれど、指摘せず、途中で割り込まず、言いたいことを代弁するくらいで、じっとむすこの話を聞きました。
すると、時々 怒ってもいないのに
『ママが怒って怖かった~』と泣き出すことが増えました。
ずっと前(数か月~1年前)に、わたしに怒られて嫌だった記憶を思い出し、泣くのです。
むすこにとっては、それほど辛い記憶だったのでしょう。
そんな時は、
『ごめんね。ママ、怒って怖かったよね』と、何度も何度も繰り返しました。
……☆★☆………
何を言ってもいい。と言える関係に。
……☆★☆………
あれから何年でしょう。
もう、以前のことを思い出して泣くことはなくなりました。
わたしが子育てをやり直したように、むすこも記憶を塗りかえてくれたのかもしれません。
むすこが本音を言えるようになったのは、この頃からだったと記憶しています。
最初は、意識していても自分のイライラやクセが勝ってしまって、なかなか難しかったけど・・・
話を聞いて、共感して、代弁して。
時には、謝って・・・。
とてもシンプルだけど、これらが安心に変わり、しっかり根付いて、ちょっとやそっとじゃグラつかなくなりました。
今回のように、時に反省したり、軌道修正したり、またイライラしたり・・・
目の前のむすこと向き合いながら、またこうして新しい親子の絆ができていくんだな~と思った出来事でした。
今日のメルマガが、少しでもあなたの生活のヒントになればうれしいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会