こんにちは。インストラクターの上原典子です。
2017年がスタートいたしました。
昨年は、協会の活動を応援していただきまして、ありがとうございました。
今年も日本中で、
~子どもの幸せはママの幸せ、ママの幸せは子どもの幸せ~
をモットーに活動して行きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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【予告】
★協会2周年パーティを開きます
3月18日(土)に、東京にて、子どものこころのコーチング協会の2周年パーティがあります。
パーティのテーマは「自分の枠を外す」ということ。
ゲストにマツダミヒロさんもいらして、
「ママが自分らしい生き方を見つけ、最高の人生にする魔法の質問」
という講演をしてくださいます。
スケジュール帳を空けて、「パーティ」と書いておいてね!
1月中に、募集を始めますが、サポート会員のみなさんには ぜひ来ていただきたいので、事前予約を行います。
詳細が出ましたら、改めてご連絡します。
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【信じて、見守る】
冬休みも終わり、ホッと一息されているころでしょうか?
年末の大掃除、実家への帰省、お年玉について・・・
などなど、日常に加え、ママの頭を悩ませることもあったのではないかと思います。
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困った時は、チャンス
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・計画通りにいかない
・家族が期待通りにやってくれない
・子どもの将来が心配
そんなイライラや、不満、不安で、頭をいっぱいにしていませんか?
かつての私は、そんなイライラ・不安でいっぱいのママでした。
掃除が計画通りに行かなければ、出来ない自分を責め、手伝ってくれない家族に怒り、
子どもの時に、身に着けていなかったら、大人になって、絶対に困るに違いない
そんな風に、思い込んで、家族をダメな人として 見張っていました。
ダメと思ってみれば、ダメにしか見えないけれど、いいかもと思えば、いいところに見えてくる、
そして、大丈夫と思ったら、本当に大丈夫でした。
だからもし、うまくいかない、子どもの将来が不安…
そう感じた時は、自分の目標設定を見直す時だと思うのです。
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完璧なママも、完璧な子もいない
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ママのご相談を受けていても、目標設定が高い!!!
そう感じることが多いです。
もう、十分頑張っていますから、そんなに自分を責めないで!!!と、思います。
いい娘
いいお母さん
いい奥さん
いいお友達
のすべてに100%をめざしていたら、400%、
さらに、お仕事をしていたら、いい上司・いい部下・いい同僚をめざし700%になってしまいます。
これでは、辛いですね。
子どもも、そうです。
青木悦さんというジャーナリストの書いた「幻の子ども像」という本があります。
一部引用いたします。
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<幻の子ども像とは?>
親や教員などおとなが、心の中に勝手につくり上げてしまう
スーパー・スターのような子ども像のこと。
*朝は一人でさわやかにとび起きて、
前の晩自分で用意した清潔な衣服を順番まちがいなくすみやかに身に着けて、
忘れ物いっさいないカバン持って、元気に家をとび出し、
近所の人に出会ったら、むこうからあいさつされる前にさわやかにあいさつし、
友だちにはやさしく、校庭のすみっこの小さな花にも気づいて感動し、全教科に関心を持ち…
ゲームも少ししかやらず、夜は宿題をやって、テレビを見ないで早く寝る。
…そんな子どもです。
現実にはこんな風に存在することは、不可能ですが、
子どもは親や教師に 気に入られたいと切実に思っています。
そして、こういう像を演じていきます。
この演技が長期にわたると、子どもは疲れていきます。
(中略)
子どもの前にいる大人の多くが、自分の子ども時代、幻の子ども像を演じて育ったのではないだろうか・・・
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本にかかれていたような
理想の完璧なママ・完璧な子ども像を描いて、そこに届かない自分を責めたり
子どもに不安になったり、していることが実際に多くあります。
私自身も、保育士として子育てをしっかりしなくては、
ちゃんとしたお母さんに見られるように、がんばらなくちゃ!!
とあせり、子どものペースなど考えずに追い立てていました。
完璧なママも、完璧な子もいないし、そのままのあなたでいいし、
そのままのあの子でいいんですよね。
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信じて、見守る
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猫には猫の、犬には犬の特性があるのと同様私には私の、その子にはその子の特性があり、長所も短所もあります。
「人は長所で尊敬され、短所で愛される」
今は、そう思えるようになり、楽になりました。
ママと子のタイプが真逆・もしくは同じ時…不安が大きくなることがあります。
真逆の時は、わからない不安、同じときは、私と同じ苦労をするんじゃないか
・・ということだと思います。
大切な子どもだから、失敗して傷ついてほしくないという、愛からくる親心。
失敗しない方法を、すすめたくなりますよね。
でも、やっぱり経験の方が、子どもにとってはまなびが多い。
子どもなりに、選択して、結果を判断するって、すごく大事。
言われて仕方なくやっていたことは、大人になるとやらなくなりますが、
失敗して、気づいたことは、自分からやれることに変わって行きます。
不安なときは、つぶやいてみてください。
「失敗しても大丈夫」
「子どもが失敗しても、私も大丈夫」
「遠回りしても大丈夫」
「大好きすぎて不安になっちゃうなぁ。でも、だいじょうぶ」
「私は大丈夫」
「私はこのままで大丈夫」
「出来ないままで愛されている」
不安があっても、迷っても、きっと大丈夫です。
2017年も、子どものこころのコーチング協会、
並びにインストラクターをどうぞよろしくお願いいたします。
今年が佳き年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
最後まで読みいただき、ありがとうございます。
子どものこころのコーチング協会インストラクター・上原典子
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