二二(富士)は晴れたり、日本晴れ。神の国のまことの神の力をあらはす代となり、
仏もキリストも何もかも助けて、むつかしい御苦労のない世が来るから
身魂を不断に磨いて一筋の誠を通してくれよ。
いま一苦労あるが、この苦労は身魂をみがいて居らぬと越せぬ、
この世初まって二度とない苦労である。
都の大洗濯、鄙(田舎)の大洗濯、人の大洗濯。
今度は何とかこらえてくれ、というところまで、
後へひかぬから、そのつもりでかかって来い。
神の力を、はっきりと見せてやる時が来た。
嬉しくて苦しむ者と、苦しくて喜ぶ者と出て来る
人の力で何が出来たか、みな神がさしてゐるのざ、
いつでも神かかれる様に、綺麗に洗濯して置いてくれよ。
戦は今年中、来年中とか言っておるが、そんなちょろこい戦ではない。
世界中の洗濯ざから、いらぬものが無くなるまでは、終らぬ道理が分らぬか。
臣民同士の戦ではない。
己の心を見よ、戦が済んでいないであろう。
日月地神示
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