幽界の下級霊も時により
正しく善なることを申すなれど、
それはただ申すだけであるぞ。
悪人が口先だけで善を語るようなものぞ。
良い言葉ならば、
たとえ悪神が語ってもよいではないか。
そう申す者もあるなれど、
それは理屈じゃ。
甘ければ砂糖でなくサッカリンでも
良いではないかと申すと同じぞ。
言葉は、
心・言・行が一致しておらぬと力せぬ。
下級霊ほどドッタンバッタン
やかましいぞ。
ある種の霊は自分自身が
高度な神界に住んでいると誤信し、
自信をもって断言する場合が多い。
そんな霊に、人間が知らぬことを、
自信をもって強く告げられると、
多くの審神者(さにわ)は参ってしまうぞ。
浄化した高級霊ともなれば、
人民にわかるような感応はほとんどないぞ※。
日月神示 下巻
五十黙示録
極め之巻
※ 人民にわかるような感応はほとんどない => 高次元存在ほど、我々には「勘」や「ひらめき」、「ふとした思いつき」、「偶然の出会い(対象はヒトに限らず)」等、わかりにくい(が確信を伴う)形で感応してくる。