こんにちは!ランドセル専門店kodomoni.のマツコです🎒
今回は、前回のジョイセフさんの「思い出のランドセルギフト」の特別編。夏休みの自由研究や読書感想文のヒントにもなる、ちょっと特別なお話をお届けします。
この活動をテーマにした本『ランドセルは海を越えて』の著者で、写真家の内堀タケシさんにお話を伺う機会をいただきました!
教科書にも掲載され、読書感想文でも題材になることが多いこの本ですが、写真や文字だけでは伝わらない、ランドセルが子どもたちにもたらす「本当の喜び」について、内堀さんから直接伺った貴重なお話をお届けしたいと思います。
ニュースでは見えない、そこに暮らす人々の日常
内堀さんが初めてアフガニスタンを訪れた時、目に飛び込んできたのは、瓦礫の中で凧揚げをして遊ぶ子どもたちの姿だったそうです。
その上空には、爆撃機が飛んでいたと言います。
「世界は、この子どもたちのことは報道しないんだ」
その時、内堀さんは「自分の撮るべき写真は、戦場ではなく、そこに暮らす人々の日常だ」と強く感じたそうです。
私たちもアフガニスタンと聞くと、ニュースで流れるような「恵まれない国」というイメージが先行しがちです。しかし、内堀さんが撮られた写真には、たくさんの子どもたちの笑顔が写っています。戦時下であっても、人々にはそれぞれの暮らしがあるということを、内堀さんは写真を通して教えてくれています。
「神様からの贈り物」になるランドセル
この活動についてお話する中で、「中古の古いランドセルを送って、本当に喜んでくれるの?」というご意見をいただくことがあります。
内堀さんは、現地でランドセルを受け取った子どもたちの様子をこう話してくださいました。
「お父さんやお母さんは、子どもたちに『神様が日本から届くように見届けてくれたから、このランドセルが届いたんだよ』と伝えているんです」
机もノートも鉛筆もないような場所で、先生が黒板の代わりに砂の上に文字を書いているような子どもたち。そんな彼らに、鉛筆やノートがいっぱい入ったランドセルが届くことは、本当に「神様からの贈り物」のように喜ばれているそうです。
日本の子供たちが卒業した古いランドセル一つが、海を越えて、遠い国の子供たちの人生を豊かにするきっかけになる。現地で直接、その笑顔を見ている内堀さんの言葉は、この活動の本当の価値を改めて教えてくれました。
まとめ
私たちが、誰かのために「したい」と思ったことが、巡り巡って、遠い場所で誰かの笑顔につながる。ランドセル寄付は、そんな素敵な連鎖を生む活動です。
もしご自宅に役目を終えたランドセルがあれば
kodomoni.の店頭でも寄付の受付をしています。私たちが責任を持って、海を越えるお手伝いをさせていただきますご興味ある方は是非店頭へお持ち込みください!
今回のお話の動画はこちら
※本記事は kodomoni. 公式サイト『ランドセル情報室』に 【2025/08/16】 に掲載した記事の転載です。
オリジナルはこちら

















