子供達の心と未来を守る会 長内 晶です。
先日、こんなご意見を目にしました。
「自分に父親がいないことを
負い目に感じるという、
正常な感覚も失ってしまう」
え?
と思いました。
これを子供に思わせるのは、
同居親である母親であり、
単独親権である。
との主張だったのですが
そもそも、
父親がいないことを
負い目に感じるのが正常
っていうの自体が思い込みなのに、
こんなに正しいことのように書いてるって
怖いなと思いました。
それに、
この人は仮に自分のお子さんが
父親がいないことを
負い目に感じてくれたら嬉しいのかな?
父親に会いたいなと思ってくれてたら
嬉しいということなら
理解できるのですが。
自分の子供に、
負い目に思ってて欲しいっていう願いは
微妙すぎるなと思いました。。。
また、この考えって
離婚した(離婚を迷う)母親側にも
呪いのように染み込んでる
観念かもしれないなって思います。
子供から父親を奪うのはかわいそうとか、
片親で肩身の狭い思いをするかもとか、
離婚を躊躇する理由としても
よく見かけますし、
自分も離婚前、思ってました。
父親のこと以外でも、
子供達に負い目なんて
背負わせたくないです。
そのためにがんばるのが
親として頑張ることの一つなのかなって
私は思っています。
離婚した夫婦が
いがみ合わずやっていけるには
信頼関係を作り直す必要が
あるんだと思います。
父親がいないのが負い目だから
お父さんに会いたいとか
そういうのはなんか違うよな…
と感じました。
このお父さんだから会いたい
っていうのがいいなと思います。



