おはようございます。
「子供達の心と未来を守る会」メンバー
の渡辺千代子です。
私の両親は、私が小学生の時に別れました。
子どもの頃の私にとって父は、特別な憎しみなどもなく、普通のお父さん、でした。
だから、会えば楽しく、変わることなく父親だと思っていました。
でも母から見た父は、子供達の父親として認められる存在ではなかったんです。
不倫をし、好きな人が出来た、と家を出た父。
離婚後、母が病気をし、数日間子供達を見ていて欲しいと、助けを求めた時も、全く手を差し伸べなかった父。
離婚後、数年間は一緒に食事をすることもありましたけど、離婚後、母はそんな夫の姿を見て、
「このままではいつかきっと子供達が悲しい思いをする」
と、一切会わせない決断をしました。
父とは長く、音信不通になりました。
子どもの私は、父に会いたいか？と聞かれれば、会いたい、と答えてました。
それを聞く母も、本当は会わせるべきなのか？って迷っていたんだと思います。
でも、ただ父親だからと会わせるのではなく、子を守る母として、会わせないという決断をしないといけない時があり、母は自分の直観に従ったんだろうと思います。
子どもにはその選択はできません。決められないんです。決めさせる必要もないと思います。
いくら親子だろうと、会う事で子供が傷つく結果になると感じられる時は、会わせない選択をするべきなのだと思います。
大人になってその話を聞いたとき、私はその母の決断に愛情と強さを感じました。
渡辺千代子
元夫の浮気不倫により離婚し、今は子供
達と三人で暮らしています。子供達の年齢
が大きいこともあり、父親とはある程度交流
は任せていますが、家へ行く、宿泊する等
はしていません。
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