おはようございます。
現在、浮気不倫が原因で離婚や別居をしており、
面会交流で悩んでいる当事者からのメッセージを
ご紹介します。
●ケース25●
元夫のモラルハラスメントで調停離婚した
シングルマザーです。
数年前、私は子どもを連れ、手荷物のみで逃げるよう
に家を出ました。
逃げてしまったという恐怖と罪悪感に苛まれ、
元夫から連絡が来る度に動揺しました。
協議離婚が出来る状態ではなく、
弁護士に協議を依頼しました。
しかし、「養育費など離婚時の決め事をしたい」
と言う私に対し、元夫からは
「自宅に置いてある荷物はどうするのか?」
などの返信が来るばかり。
話し合いは平行線を辿った結果、調停となりました。
私は調停でモラハラについて話そうと準備するも、
別室なだけで、同じ建物の中に元夫がいる事実に
頭は真っ白になり、何も話せなくなりました。
それに対して、元夫は自分の主張を話していました。
その結果、調停員から
「とても理解のある旦那さんですね」
「とても理解のある旦那さんですね」
「あなたは何が不満なの?」
「面会をさせたくないというのは今の法律では無理で
す」などと言われました。
弁護士からも
「面会をしないと調停は不成立になる。」
「面会をしないと調停は不成立になる。」
「不成立になればあなたは不利な立場に立たされる」
と何度も説得されました。
と何度も説得されました。
そして、調停離婚成立時に面会交流についての文言を
入れる事になりました。
弁護士が離れ、直接のやり取りになると同時に
再開されたモラハラ。
私は離婚というのは書面上で、
【実際は離れていないこと】
を実感するようになります。
再び始まったモラハラにより、
私は精神的に追い詰められました。
面会の約束を破ると、元夫に
「あなたが面会の約束を破るから、
私はこんな事をしなければいけなくなったんだ」
と言われ、もっと酷いモラハラに繋がるという恐怖に
襲われるようになりました。
その後、無理をして面会を続けますが、
精神的な負担は増すばかり。
意を決して、元夫に
「面会を休ませて欲しい」とお願いしましたが、
「決まり事なのでそれは出来ない」との事でした。
このままでは、私が精神的にダメになってしまう
と思い、再び逃げました。
逃げた後もカウンセリングに何度も通い、
今は少しづつ元気を取り戻しつつあります。
しかし、いつ元夫に見つかるのだろう
という恐怖は拭えません。
現在の家庭裁判所においては、
事例毎に柔軟性を持たせるという対応が
出来ているとは言い難いと感じました。
離婚後の面会交流についての議論において、
各家庭の事情に合わせた対応をして頂けるよう
切に願います。(30代、女性)
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面会を決まり事だからと事務処理的に片付けてしまう
面会を決まり事だからと事務処理的に片付けてしまう
ことで悲しい事件も起きているのでは
ないでしょうか。
面会についての世間の認識を見直すときだと
感じます。
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