消費税が4月から8%に みんなの安心をもっと。ずっと。(本当か!) | 子どもHAPPY化計画のブログ

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子どもHAPPY化計画 佐藤です。


2月はあんなに大雪が降った東京はどこも桜c.blossoms*が満開です。すっかり春ですね。草木も新芽も芽吹いて、新しい季節が来たんだなと思えます。


17年ぶりに消費税率が引き上げられ、5%から8%になりました。

特に、何か買いだめしたわけではないですが、今日は何の買い物もせず、お財布seiを全く開けることもなく1日が終わったので、消費税が8%になった実感がありません。


ただ、外にランチを食べに行った職場の人たちが口々に「消費税が5%から8%になっただけなのに、全部値上げになってたよ~」と言っていたので、明日あたりから、買い物をするたびに、じわじわ値上げの春を実感するかもしれません。


さて、今日のお題は、政府広報「社会保障と税の一体改革」から引用しました。


「みんなの安心をもっと。ずっと」、「みんなが安心して生活できる社会をつくる」というのが、どうやら今回の消費税率引き上げの政府としてのキャッチコピーのようです。

詳しくは政府広報→特集「社会保障と税の一体改革」


3%の消費税引き上げくらいで、「みんなが安心して生活できる」そんな社会ができるのか!と突っ込みたくなりますが、消費税率引き上げについて国民の理解が必要ということなんでしょう。


政府広報では、さらに「消費税の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定に使われます。社会保障制度は、すべての世代が、安心・納得できる全世帯型へ改革されます」と謳ってます。


この文章をよくよく見れば、今の社会保障制度は、すべての世代が安心・納得できる制度ではないということになるでしょうか。


消費増税を何に使うかというと、2014年度の税収を約5兆円として(3月29日の日経新聞を参照しました)


①借金を増やさないための赤字国債からの財源振替に1.3兆円


②制度充実のための子育て支援中心に配分する財源として0.5兆円


③年金のため(歴代政府が見つけられなかった財源を手当てするため)に2.95兆円


となるそうです。


年金制度を維持するために、6割以上が充てられるのに、全世代型の社会保障制度に改革と言えるのか・・・


私の母は、「8%は計算しにくいから、いっそのこと10%にしてくれたら良かったのに。」と、つぶやていましたが、おそらく、来年には10%になるでしょう。



消費税に関して、3月20日の予算成立時に安倍首相が会見で以下の発言をしていますので、要旨を転載します。


国民の皆様には、4月1日から8%の消費税を御負担いただくこととなります。消費税率の引上げは17年ぶりです。その間に65歳以上の高齢者は11,300万人増加し、社会保障給付は40兆円増えました。他方で、現役世代の人口は1,000万人近く減り、1人の高齢者を支える現役世代は4.4人から2.4人へと、ほぼ半減しています。長引くデフレに苦しみ、歴代政権が手をこまねいているうちに17年もの時間が過ぎ、少子高齢化は待ったなしの状態となりました。


消費税率の引上げ分を年金財政の安定のために使います。お年寄りが住み慣れた地域で生活できるよう、医療・介護を充実します。子供たちを始め、難病で苦しむ人たちへの対策を強化します。待機児童をなくし、安心して子育てできる日本をつくってまいります。私たちの社会保障を充実し、そして安定する。そして世界に冠たる国民皆保険、皆年金をしっかり次世代に引き渡していく。これは、他の誰かがやってくれるものではなく、私たち自身でやるしかありません。転嫁対策にもしっかり取り組んでまいります。改めて国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。


転載ここまで。


安倍首相は会見の中で、「強い日本を作るため、私たち自身でやるしかない」とも発言していますが、強い日本ってなんだとうなと、考えさせられます。


消費税は毎日の買い物で少しずつ税金を払うもの。貴重な税金が本当に公平に使われるのか、今回の消費税率引き上げを、納税者としての意識を高めるきっかけにしたいものです。


*さくら* *さくら* *さくら* *さくら* *さくら*


エイプリルフールの今日、4月1日付で異動した仲間のN君に応援エールを送ったら、こんな返信が。


今日は((異動の)初日で、早く帰れたので、歓送迎会の出し物にと、フラフープを2本回しながらけん玉の練習をしてたら、転んで前歯3本折れちゃいました。


びっくりして、「大丈夫?」とメールを返したら、「今日は何の日だっけ?」と。


楽しいメールでした。N君、ガンバレ!(私的な内容ですいません)