こんにちは。

「触れない抱っこ」で

ママべったりの子どもが自分で動き出す!

母子分離不安っ子の隠れた力を引き出す専門家

 

発達科学コミュニケーション 

トレーナー 林美和です。

 

大きな台風が上陸していますね。

私の住んでいる地域でも、かなり雨が降っています。

この3連休、私たち親子も遊びに行く予定を変更しました。

みなさまの地域は、台風の影響は大丈夫でしょうか。

 

 

台風の時の不安っ子

 

 

大雨、落雷、強風など、不安が強い子どもたちには、

 

いつもと違う緊張を感じているのではないでしょうか。

 

 

そして楽しみにしていたお出かけの急な変更、

 

お家から出られない窮屈さ、

 

気圧の変化も敏感に感じるので、不機嫌になったり

 

いつも以上にグズグズしたりしていませんか。

 

不安っ子は五感で受け取っている

 

 

その上、敏感な子どもたちは、私たちが思っている以上に

 

五感で物事を感じ取っています。

 

 

ママの不安な表情や、

 

「困ったなあ」「どうしよう」など不安な言葉や言い方。

 

 

そして何より、付けっ放しのテレビからは、

 

ひどい暴風雨の様子が流れ続け、

 

大木が倒れたり、看板が飛ばされている映像が映り、

 

レポーターの緊迫した声、

 

不安を煽るようなアナウンサーの言葉・・・

 

 

子どもたちの中で、不安な気持ちだけが

どんどん膨らんでいきます。

 

 

ダラダラとテレビを付けていても、

しばらくは同じようなニュースを繰り返しているだけですよね。

 

その繰り返しは、さらに不安が増幅させる要因になります。

 

我が家の次男の様子

 

 

 

我が家の次男も、落雷や台風の時は、

お家の中でも「怖い」「怖い」と

ママにべったりと、しがみついていました。

 

そしてテレビで暴風雨の報道を観ては、

「ママ、逃げよう」

「ママ、助けて」

と必死な形相でおかしなテンションになっていました・・・

 

ママの心構え

 

 

もちろん、警戒は必要ですし、情報収集も大切です。

 

ただ、同じ内容を何度も見たり、聞いたりする必要はないですよね。

 

テレビは、現状の確認ができれば良いと思うので、

ダラダラと付けっ放しにしせず、消すかチャンネルを変えましょう。

 

子どもの様子が、いつもとかなり違うようなら、

不安なニュースは、ママの携帯で確認するなど、

子どもと一緒に見聞きする必要もないのではないでしょうか。

 

準備が一番

 

 

ママは、戸締りや、停電の準備、

もし避難が必要になった場合、どうするかの確認などしっかりした上で、

 

どんと構えていられると良いですね。

 

 

また、もし避難が必要になった場合に備えもあると安心です。

 

避難所は何かとストレスも多いですし、

 

不安が強い子どもにとって

初めての場所、初めてのことには、特に不安になるので、

 

前もって、避難所になっている場所を

見学できるなら見せてもらったり、

 

避難訓練があれば参加しておいたりすると

いざという時にパニックなどの防止になります。

 

他にも、安全な場所に親戚のお家があれば、

避難が必要な時は、移動させてもらうように

お願いしておくことなども良いかと思います。

 

対策をしっかりとした後は、

 

子どもの不安をしっかり聞いてあげること、

 

不安に共感し、しっかり受け止めてあげて下さい。

 

そして、今は大丈夫な状況なことや

対策はしっかりしていることを伝えてあげましょう。

 

 

不安を煽り続けるテレビはチャンネルを変えて、

楽しいアニメや、元気になるバラエティー番組にするなど、

 

どっぷりと不安な状態から、

安心を感じる状態に変えていってあげて下さい。

 

台風が去った後は、

怖かったのに、よく頑張ったね!

 

今回は泣かずに偉かったね!

 

などと、たくさん褒めてあげて下さいね。