子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます -19ページ目

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

何かやり始めて上手くいかないときは、やり方を修正する。


これでは継続力ってつかないのでしょうか?


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


少し迷ったすえ、新しいことをはじめたとき、少しやってみて、どうも違うな、と感じることはよくあることだと思います。


少しやってみて、明らかに何かが違う、自分の目指す方向性と違う、ということもまれにあります。


そのときはそのときで、「今回はじめたことは、やってみたら、自分の目指す方向性とは明らかに異なるということがよくわかった。」と考え、前向きに撤退すればよいのです。


ただ、人間の直感というのは大したもので、明らかに方向性の違うことをはじめる決断をしてしまうことは、そうそうあることではないように思えます。


一番多いのは、はじめてみたものの、何かしっくりこない、という種の違和感でしょう。


「何かしっくりこない」という程度の違和感ですと、全体的な方向性は合っていることが多いです。


しかし目指すものを達成するための方策、すなわち、「やり方」を修正した方がよい、ということです。


ここで、やり方を変えることに抵抗感を感じないでください。


全体的な方向性が合っていれば、目標に対して行動を起こし、努力を継続していることには変わりありません。


やり方を変えたからと言って、継続をやめてしまうわけではないのです。


このあたり、さじ加減が難しいんですけどね。


1つ例を出しましょう。


私の高校時代の苦い経験です。


少し背伸びをした進学校に通っていた私。


成績を上げたいという願望は強かったですが、今から思うとやり方がよくなった。


周りのライバルを見ては、よさそうな参考書をあれこれ買いあさります。


うわさを聞いては新しい参考書や問題集を買い、実際にそれらの参考書、問題集をこなしていったのか、といえば、そうではありませんでした。


結局はあれこれ手を出しますが、継続して取り組んだものはほとんどなし、という有様。


成績は見事に下がっていきました。


私の苦い経験は、やり方を変えすぎた例です。一本、芯が通ったものがなかったということです。


これに対し、現在高1の息子。


息子が通っている学校は、宿題が山ほど出るため、あれこれ参考書に目移りしている暇がありません。


学校がこれほど管理することが、いいことなのか、どうなのかは複雑な思いですが、とりあえずは1つの参考書、問題集をやりこみ、私の高校時代とは比較にならないような成績を維持しています。

今のところ、結果が出ているわけですから、一応、継続の効果が出ていると言えると思います。


1つのやり方で、結果が出ていればよいですが、問題は、結果が伴わなくなったとき。


ここでどういう行動に出るかが、分かれ道になります。


つづきは、次回に述べます。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1つのことを継続することは、とてもよいこと。


しかし、「継続」という意味には少し注意が必要です。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


今年は「継続すること」を継続する年にしたい、と前回の記事で述べました。


しかし、間違ったやり方、方向へ進むことを「継続」しないよう、注意する必要があります。


私の今年の抱負においては、「迷ったらやってみる」ということも掲げました。



「迷ったらやってみる」


やってみて、すべてのことがうまくいけばよいですが、残念ながら、そんなことはまずありえません。


「やってみる」ことには、多かれ少なかれ、失敗がつきものです。


失敗をおそれ、何もしないのでは、人生で得られるものはほんの限定的なものになってしまいます。


けれども、やってみると、相応の確率で失敗にぶち当たります。


大切なのは、やってみて、うまくいっているか、失敗したかな、ということをちゃんとチェックします。


その上で、やりはじめたけれど、ちょっと方向性が違うな、と思ったら、「やり方を変える」必要があります。


一度決めたやり方をすぐに変えてしまうなんて、それでは継続力はつかないじゃあないですか。


という声も聞こえてきそうですね。


これ、違うというか、難しいんですね。


例えば、子どもの勉強。


成績を上げたくて、例えば英語の勉強方法を試行錯誤の上、決めたとします。


しかし、次のテスト、その次のテストでもほとんど効果が上がらない。


継続した結果というのは、そんなにはやくに出るもんじゃない。


これ、正しいです。


しかし、勉強の結果が出るのが3年後ということでは、遅すぎますよね。


受験を前提とした勉強の例では、ある程度の期間で結果が出ないようであれば、勉強にやり方を修正しなければなりません。


3ヶ月とか半年とか、比較的短い期間で、結果を出すには、同じ方法に固執するのは危険なんですね。


この内容、次回も続けます。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私にとっては正月休みは今日が最終日。


明日から仕事初めということで、今年の抱負、最後の3つ目です。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


世の中で成功している人。


いろいろな本を読んだり、実際に会って話しをすると、成功している人は、自分の信念に基づき、やると決めたことをきっちり「継続」している人が多いですね。


しかし、1つのことを継続するのって本当に大変です。


身近なところでは、ウォーキングやジョギングを継続すること。


このブログというものにおいて、記事を定期的にアップしていくのもそれなりのパワーがいることでしょう。


人間って不思議なもので、常に潜在意識というものが現状を維持しようとするんです。


もともと運動をやっていなかった人が、ダイエットや体力をつけるためにジョギングを始めたとしましょう。


でもその人は、ジョギングなんかしなくても、いままである程度健康に生きてきたわけです。


そんな人がジョギングを始めると、潜在意識が、「ジョギングを始める前の現状」を維持しようとします。


つまり、ジョギングをやめさせる方向に潜在意識が働くのです。


「今日は体が重いな。風邪をひくといけないから、大事をとってジョギングはやめておこう。」


「今日は天気が悪いな。今にも雨が降り出しそうだからやめておこう。」


「オレって、なんでこんなに一生懸命やってんだろう。こんなことしても特に何かが大きく変わるわけではないよな。」


これらはすべて潜在意識が現状を維持するための働きなのです。


この潜在意識による、現状を維持する力に打ち勝つためには、「行動」を続けるしかありません。


毎日少しでもいいので、とにかく「続ける」、すなわち、「継続する」のです。


何か新しいことを始めると、遅かれ早かれ必ずモチベーションは落ちます。


モチベーションが落ちるのは、潜在意識による現状を維持する力のためです。


多くの人は、モチベーションが低下する原因が、潜在意識によるものだということに気づかず、物事が継続できないのです。


しかし、モチベーションが低下するのは潜在意識によるもの、ということを知っていれば、それに打ち勝つために、行動を継続する意義を見出せます。


少しずつ行動を続けることにより、今度はその状態を継続するのが当たり前、すなわち、「現状」になるのです。


ジョギングをしている人だったら、毎日ジョギングをすることが「現状」になるわけですね。


そうなると潜在意識は、ジョギングを続ける現状を維持しようと、いろいろ働きかけをしてくれます。

「ジョギングを休むと、どうも体がしっくり来ないな。」

「あの爽快感がないと、1日が始まらない気分だ。」


こうなるとしめたものですね。


これってあらゆることに当てはまります。


何もジョギングなどに限らず、子どもさんの勉強についても同じことがいえます。


模擬試験で思わずいい成績を取った後、しばらくは高いモチベーションを維持できますが、やがては、そのモチベーションも落ちてきます。


それはやはり、潜在意識によるものだということを子どもさんに教えてあげてください。


昨年は我々の潜在意識というものが、時として思わぬ働きをするということについて、学びました。


今年は、常に、「潜在意識による現状を維持する力」の存在を感じながら、自分の夢に向かって行動を続けて行きたい(生きたい)と思います。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。