今、日本の企業、特に大企業の経営者が一番躍起になっていること。
それはおそらく、まちがいなく、自分の会社の社員のモチベーションを上げることでしょう。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
しかし現実はそうは甘くありません。
現在の日本の企業。
名だたる大企業が業績不振に陥っている状況。
そんな企業から発売される商品も、ん?と首をひねる商品が多くなってきています。
たとえば、ちょうど1年前の今頃、多くの人を驚かせた、「アラサーエアコン」
市場に受け入れられるのか、本当にちゃんと考え抜いたのか?と疑わざるを得ないそのネーミングとプロモーション活動。
大企業において、モチベーション高く仕事をしている人は、全体の5%、なんてデータもあります。
つまり95%の社員は、与えられた仕事を淡々とこなしているだけ。
そんなところにクリエイティブな新しいものは生まれてこない。
最近の若い人は、会社に入っても出世したくない、という人が増えています。
しかし、これについては、わかるような気がします。
若い人の立場になってみれば。
最近は採用人数もおさえられ、同期入社組は10年前、20年前と比べると、大幅に減っています。
配属された部署では、40歳以上のおっさんがやたらといる状態。
その下の30代の先輩たちは、いい歳になっているのに、上が詰まってなかなか昇進もできない。
おまえら、ここで一生懸命やったって、報われないぞ。
なんて話を先輩から四六時中聞かされていたら、出世欲、モチベーションなんて上がるはずもありません。
とりあえず会社は安泰で、給料はちゃんと出るのであれば、まあ、報われない努力をすることもないか、という気持ちになるのは無理もありません。
しかし、そんな人が会社の中で増えてくると、その会社は確実に蝕まれ、傾いていきます。
最悪の場合、その会社はつぶれることになります。
このようなことを想定した場合、本来、この会社にいる人は、どのような生き方をしなければならなかったのか。
つづきは、また次回に。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。