最近は会社に入っても、出世したくない、という若い人が増えているといいます。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
こういう人が増えてくると、企業の競争力は絶対に上がってきません。
出世したくない理由は何か?
出世すると仕事が大変になるから、というのが主な理由のようです。
がんばって働かないと、収入が増えない。
収入が増えないと結婚もできない。
結婚できたとしても、子どもを持つ余裕などない。
だから、がんばって働かないといけないのだ。
こう考える若い人の割合が急激に減ってきているように思えます。
現場にいると、特にこの3、4年がひどいように思えますが、気のせいでしょうか。
やはり、ゆとり教育のせいかな。
そんな風にも思いますが、ゆとり教育が問題の真因ではないと思います。
今の会社の状況、これは製造業、メーカー系はどの会社に入っても同じかと思いますが、現状を見て、将来に希望を持てというのが無理なのかもしれません。
歴史が長い、大企業に行けば行くほど、社内の人員構成の高齢化が急激に進んでいます。
新入社員は、自分たちの世代よりも遥かに人数が多く、層の厚い、30代、40代はたまた50代を見ることになります。
これだけ上が詰まっていたら、自分たちにポストが回ってくることは事実上、無いに等しいだろう。
こう考えても不思議ではないですね。
しかし、会社の人事というものは、かならずいわゆる「トップ組」を作ります。
各年代のトップ組は、早く上に上げていくという人事です。
つまり、出世欲のない人が多くなる中、人一倍がんばれば、トップ組になれる可能性が高くなるのも事実。
しかし、今の若い人。
友達や同僚を出し抜いて、一人だけがんばる、ということもやらないようです。
ここが困ったところです。
若いうちはいいですが、このようなメンタリティを持った人が、「出世はしなくない」と言いながら、40代になったらとんでもないことになります。
つづきは、また次回にでもアップします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。