考える力は受験勉強では身につかない。実は工夫しだいで、考える力を養うことができます。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
受験勉強の問題を解いているだけでは、出題者の意図に沿った、ただ1つの答えを見つけることに終始し、本当に意味での考える力というのは身につきません。
しかしです。
受験勉強をやりながらでも、日常生活の何気ないことから、考える力を養うことはできるのです。
例えば、とある受験生。
すでに11月も中旬になるのに、成績が伸び悩んでいるとします。
なぜ成績が伸び悩むのか。
「勉強時間が足りてないから」、という答えは、何も考えていないのと同じです。
そうではなく、点数を取れていないのは、どの科目なのか。
点数が取れていない科目は、どのような問題で点数を落としているのか。
点数を取れないのは何故なのか。
単純なケアレスミス。
そもそも点数を取れていない問題を解くのに必要な知識の理解が浅いから。
などなど掘り下げていけば、どんどん問題の核心にせまることができます。
成績が伸び悩んでいるけど、たぶんそれは勉強時間が足りていないから。
多くのお子さん、親御さんがこんな感じで、問題をスルーしているのではないでしょうか。
といいいますか、問題であることに気づいていない。
思うように成績が伸びない、というのは事実。
その事実には必ず何か原因があるものです。
ここを立ち止まって、問題と認識できるかが、分かれ道になってきます。
成績が伸び悩むのは何故なんだろう?そうだ、ネットで検索して答えを調べてみよう!
という発想も悪くはないですが、この問題の背景は人それぞれ違うわけですから、一律の答えはネットでは見つかりません。
そうです。この種の問題は自分で見つけ、自分の頭で考えて解決方法を導いていく必要があるのです。
今回は受験勉強に絡めた問題の認識、問題を見つけることについて、一例をお話しましたが、このほかにも、日常生活の中には、問題がたくさん転がっています。
ささいなことでも考えることを習慣化すると、頭の思考回路も徐々に変わっていきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。