女の子はなぜ就職に苦労するのか。
男女は平等に雇用機会が与えられなければならないといいますが、女子が就職に苦労する。これ、まだまだ現実なのですね。
かなり古い固定観念ですが、男子は理系、女子は文系。
この固定観念、まだまだ日本人の潜在意識には刷り込まれています。
実際、高校の文理クラスわけ後、理系は男子が圧倒的に多く、女子は文系に多い。
これ、現実です。
また、女子は短大に進学する割合が男子より高いのも事実。
そして会社では短大卒の、いわゆるアシスタント職の採用人数をおさえてきているのも事実です。
私が就職した時代、約20年前ですが、同期には短大卒の女子がたくさんいました。彼女らは各職場のアシスタントとして配属されていたのですが、2000年くらいから増え始めた派遣スタッフにその仕事を奪われてきました。
そこから短大卒女子の就職が厳しくなってきました。
また、企業側も好景気の時はいいのですが、リーマンショック以来、採用人数を再びおさえはじめ、アシスタント職の仕事もコンピューターに取って代わられ、人間が手を動かしてやる必要性はどんどん減ってきています。
これに対し、4年生大学や大学院へ進んだ女子。
さぞ就職には苦労しているように思えますが、実態はどうなのでしょうか。
私の会社は技術系なので、応募してくる女子学生もほとんどが理系の大学もしくは大学院に在学中の学生です。
ところがいざ、面接をやってみると、女子学生は合格率が男子学生に比べ、異様に高い事実があります。
ある年のある部署は、とにかく能力、専門性を優先させたら、新入社員の半分以上が女子学生だった、というところもあります。
この差はいったいなんなんでしょうね。
続きは今夜配信の記事にて。
女子学生の面接合格率が高い理由と、今後の女子の進むべき方向について、私なりの提言をさせていただく予定です。