多文化子ども・若者日本語教室 -4ページ目

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

~「にほんごのせんせい」は教室の要。子ども達の未来を支えるやりがいあるお仕事です~

子ども日本語教室には来日直後の日本語ゼロ初級の子どもだけでなく、
日本生まれ・日本育ちで母語を年齢相応に話したり読み書きできない「ダブルリミテッド」の状態にある子ども、
日本語も母語の発達にも課題を抱える「シングルリミテッド」の子どもなど、
さまざまな子ども達が集まってきます。

こうした子ども達にとって、自由に思考し、自らを表現できる言語を身につけられるかどうかが、
子ども達の未来に大きな影響を与えます。

子ども日本語教室の「にほんごのせんせい」は、
子ども達の未来を支える、教室支援の要であり、子ども達が最も頼りにする存在で
大変ではありますが、とてもやりがいのあるお仕事です。
 

━━◆求人募集要項◆━━━━━━━━━━
<募集職種> 
日本語教師(有資格者、実務経験2年以上)

<勤務地>
福生教室(JR青梅線福生駅下車、徒歩2分)
東京都福生市本町117-1 スプリングバレー福生201

<雇用期間> 即日~2015年2月20日(事業継続を前提とした更新の可能性有)

<勤務日時>以下の日時で応相談 
火、木 11:00~16:30
(実働4時間:45分×5コマ)
*事前準備や学習記録作成のための時間は含まれていません


<待遇> 
時給1,500円~2,000円(資格、経験により)
交通費全額支給

<応募要件>
-以下のいずれかに該当する方で実務経験2年以上(ボランティア経験は応相談)
1)420時間養成講座修了 
2)日本語教育能力検定試験合格者 
3)日本語主専攻、副専攻
*教科(科目問わず)指導経験者や年少者日本語教育に関心の高い方を優遇

<こんな方を歓迎します>
1)外国にルーツを持つ子どもと若者に高い関心を持つ方 
2)子どもとその保護者に寄り添った支援ができる方
3)基本的なPC(ワード、エクセル)とインターネットスキル 
*スタッフ同士の連携のため、専用のSNSを利用しています。インターネットやパソコン操作に抵抗がなく、日常的にインターネットに接続できる環境にある方(携帯、スマートフォンからもログインできます) 
4)月1回程度実施される全体会議・教科会議に8割以上出席可能な方(無給)


<主な業務内容> 
6才~18才程度の外国にルーツを持つ子どもに対する日本語教育(ゼロ初級~中・上級)
教材作成、学習記録・報告書作成
カリキュラム作成 
教室イベント企画・実施


<採用方法について>

≪1次:書類審査≫ 以下の書類をメールにて送付 
1)履歴書(フォーマット自由。写真は必ず付けてください) 
2)職務経歴書(フォーマット自由ですが日本語教師指導経験を明記してください) 
3)自己PR文(400字以上。志望動機も含めて書いてください)

≪2次:面接・模擬授業≫書類審査通過者にのみ随時連絡の上面接・模擬授業を実施します。


◇書類提出先◇  
info@kodomo-nihongo.com(@は半角に直してください) 
*メール件名を「2014年度支援スタッフ求人【氏名】」としてください


━━◆ご注意事項◆━━━━━━━━ 
*履歴書には必ず写真を添付してください。
*適任者が決まり次第応募を締め切ります。お早目にご応募ください。

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<子ども日本語教室で働くメリット/身につくスキル>
・外国にルーツを持つ子ども達の未来を直接サポートすることができる
・年少者日本語教育実務経験(日本語スキル×個別ニーズに配慮したカリキュラム策定/蓄積された教材の使用など)
・教科学習支援者、多文化コーディネーター等とのチームサポート経験
・学校、教育委員会、ソーシャルワーカー、ボランティアなど地域支援者との協力連携経験
・教室内スタッフ研修や、OJT機会、外部研修情報提供
 
子ども日本語教室はオープン&水平なスタッフ関係で、
「子ども達の未来を支えたい!」という共通の志を持った仲間と、
自らのアイディアや想いを実現し易い環境です。
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<お問い合わせ先>青少年自立援助センター福生教室
担当:田中/ピッチフォード
http://kodomo-nihongo.com 
TEL 042-552-7400 (火~金、10時~18時) 

MAIL info@kodomo-nihongo.com (@を半角に直してください) 
*電話がつながりにくい場合は、メールにてお問い合わせください。

多文化子ども・若者日本語教室では、多種多様な子どもたちが学んでいます。

その中でも
特に今年の特徴としては、
「ゼロ初級」で「既卒」の「高校受験」の子どもが昨年より多いことがあげられます。
少し複雑な状況なので
まず、この3つのキーワードを説明します。


1つ目「日本語ゼロ」とは、
日本語が全くわからない状態で来日し、初級の平仮名やあいさつから学ぶことです。

2つ目「既卒」は、
既に母国で中学校を卒業してから来日したことをあらわします。
中には母国で高校進学して、高校を中退して日本にきた人もいます。

3つ目「高校受験」は、
今の中学3年生と同じように来年春の高校進学を目指して勉強していることです。
既に中学を卒業しているので、高校受験のための浪人のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。


このような「日本語ゼロ初級で既卒で今年度高校受験」の子どもが、
昨年よりも毎月のペースで増えているのです。
短期間で、日本語の勉強も教科の勉強もしなければならない困難さは
想像をはるかに越えます。


そんな彼らにとって、多文化子ども・若者日本語教室は日本語も学べ、教科学習もできる唯一の学習機関であり、居場所になっています。
なぜなら、日本の学校に通っていない子にとって、友だちを作り、日本語を学び、高校受験対策ができる場所が他にないからです。

だからこそ、彼らが毎日元気に教室に通えるように、勉強はもちろん、居場所となるようにスタッフみんなで声かけをしつつ支えています。


 

 今回、日本語教室の掃除時間についてお話したいと思います。日本語教室にも日本の学校と同じように掃除をする時間があります。子供たちは何グループかに分かれて回り番で掃除をしていきます。

 
 この掃除の時間には大きく三つの仕事があります。
一つ目はトイレ掃除、二つ目はテーブル拭き、三つ目はごみ箱のごみ集めです。掃除の時間になると掃除当番の子供たちが集まり、みんなでジャンケンをして勝った人から順に三つの仕事の中から好きなものを選べるというシステムで行っています。

 
 この掃除ですが私を含めて日本で学校教育を受けられた方には、子供たちが自分たちの使った場所を掃除するということは当たり前のように感じられると思います。でも日本のように学校で子供自身が掃除を行っている国は実は意外と少ないのです。

 
 
掃除が始まる前に、日本語教室の先生たちは掃除の担当の子に「今日は掃除だよ」ということを一言声がけしています。でも日本語教室へ通って間もない子は「えっ!?掃除???」「掃除ってどんなことをするの???」などと戸惑うことが多く、掃除する姿もどこかぎこちなく見えます。このように実際に日本語教室で初めて自分たちが使った場所を自分たちで掃除するという経験をする子もいるのです。

 
 でも、初めは先生の指導を受けながらのぎこちない掃除姿の子供も先生や友達からやり方を教えてもらいながら徐々に回数を重ねることで、一人で進んでできるようになっていくのです。この短い掃除の時間からも子供たちの成長を垣間見ることができるのです。

 
 掃除は一見単純な作業の繰り返しではあるけれども、その日々の積み重ねの中で達成感や責任感、物や友達、自分自身を大切に思える気持ちなど何か一つでも子供たちの心に残る物があればいいなぁと思いながら、子供たちの掃除する姿を見守っています。