千刈り貯水池(5) | 蔵六の雑記帳

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過去にそしていま感じたまま、思うままを記していきたい思っています。
面白くない話かもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

それでは前回からの続きをお話したいと思います。

千刈り貯水池(4)


あれこれ見ているうちに日も傾いてきました。


千刈貯水池は山懐抱かれた場所にあるので、日が沈んでくると一気に暗くなりそうなので、暗くならないうちにもと来た堰堤横の坂道を急ぎ足で下ってゆくと洞穴のようなものが見えてきました。


千026


よく見ると人工物でできたトンネルでした。


増水期に訪れてみると、この穴から勢いよく水が噴出しているのがみられました。


たぶんこの穴は貯水池の水量を調整するための放水口なのでしょう。


千0089

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このトンネルを見てからほかにも堰堤以外の人工物が無いか注意して歩いていると、


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ほかにも人工物で作った水路と思われる構造物が散見され、ダムと言うのは主構造物である堰堤だけでなく、ダムが決壊すると下流域に甚大な被害をもたらすので、決壊を防ぐために水量を調整する構造物があちこち作られているようです。


ダム設計者は細心の注意を払って作っているのだなと感心しながら、もと来た道をたどって最寄の道場駅を目指して歩き続けました。


千刈貯水池は大阪駅から列車と徒歩で一時間半ほど(乗り継ぎや列車ダイヤにより多少変わってくると思われますが)で到着する風光明媚で自然豊かなところです。


また、春には桜祭りも開かれます。


都会の喧騒から離れたくなったときにはふらっと訪れてみてはどうでしょうか?


今回わたくしが紹介できなかった魅力を発見できるかもしれません。


これで、今回のシリーズを終わらせていただきます。


5回にわたるお話にお付き合いいただきありがとうございました。


このお話で本年のブログの更新は最後となります。


年の途中には月一度の更新となる時期もありましたが、なんとか月二回の更新までペースを戻すことができました。


何とかこのペースを守りながら来年も引き続きブログの更新をできればと思っております。


本年もここまでお読みいただいた読者の皆様に感謝いたします。


来年も旧年と同様にご愛読いただけることを祈念して最後の言葉にしたいと思います。


皆様よいお年をお迎えください。