2種類のED要因について
勃起不全には2つのタイプがあると言われています。過度の緊張やストレスなど、精神的に引き起こされる心因性タイプと、下半身麻痺や前立腺や直腸手術の影響などでおこる器質性タイプです。この2つの要因について、以下にまとめてみました。
心因性タイプ
EDの中で最も多いと言われているタイプです。心因性とはまさに心、威哥王 心理的・精神的な原因によるものです。仕事や家庭内のストレス、カップル二人の 気持ちのズレ、子作りに対するプレッシャー、過去のセックスの失敗や不安、焦りなどからくることもあるようです。中には最初は勃起していたのに、行為の途 中で萎えてしまったりするケースなどもこのタイプが多いようです。
心理的に勃起しないわかりやすい例では、人前では勃起しにくいことも同様と言えます。銭湯などで裸になっても、他人の視線が気になり恥ずかしくて勃 起できないことは想像できるのではないのでしょうか。その様な過度の緊張やストレスがEDへと影響しているのです。男性とはいえ、本当はとてもナイーブな のです。
器質性タイプ
血管や神経の障害や陰茎の外傷などで身体的に勃起できないタイプです。器質性とは生体の器官の構造的・形態的な性質によるものをさし、心臓や血管の 病気、高血圧症、糖尿病、前立腺手術後、脊髄損傷などによる下半身麻痺などがあげられます。このように勃起には血管が十分に弛緩し血液が大量に流れること で起こるので、高血圧症や糖尿病など心臓や血管の障害がある場合、EDの症状が出やすいのです。
また、前立腺や泌尿器系、痔、直腸などの外科手術後の後遺症や事故などによる脊椎損傷によって勃起させるための神経が機能せず勃起しないケースもあ ります。いずれも器質性タイプの場合、いわゆる朝勃ちしないことが多く、マスターベーションを試みても勃起が困難なケースが多く見られるようです。