どうも、わたしです。
今回は漫画家さんをご紹介。
高塚Q様です。特に、画像の漫画が大好きです。
ネタバレごめんで書いていくと、恋人を自殺に追いやった学校の先生が東京タワーから発信される電波(幻聴)を受信して次々に生徒を殺していく、というお話です。
もうね、高塚Qさんの何がすごいって。
だいたい変態
ってとこなんですよ。
この『夜空にタワー』にしてもどう見たって先生頭おかしそうな顔してて←褒めてます。
ちょっと自分に良い顔をする女生徒が現れたら、すぐポッとしちゃうんだもの。
ばれちゃう!先生ばれるよ!って思うけど、スマートな容姿の先生なので、ちゃんとカモフラできてます。
恋人を自殺に追いやった理由はなんだったかしら、ちょっと忘れたんですけど、かなり変態だった気がする。
高塚Qさんの描く恋愛めいたものは基本的に曲がっていて、成就してるんだか破滅してるんだか全然わからないんですよ。それでも、絵柄のせいなのかひどく惹かれる。電波系、という言葉は高塚Qさんの漫画から知ったと思います。
あとね、よく足悪い人出てくるんですよ。なのに、めっちゃ暴力ふるう人。
支配欲が強くて、愛情と死は同じみたいな表現が多いです。
例えば、心中しようとしたけど相手だけ死んで、生きている方も脳に響く声に悩まされるとか。近親相姦的なのとか。
愛というのは、深すぎると欲しすぎると歪み、それが悲劇を呼んだとしても当人は気付かない。
そんな話が多いです。
あとね、おぼろげにしか覚えてないんですけど、学生の頃に好意を持っていた女性に再会した男性の話で基本的に学生時代の回想で、女性は母親に虐待されていて、女であることを否定されるようなことを沢山言われ、最終的にはアイロンで内腿をじゅっとされます。
そして、男性に女性はそのアイロンで焼かれた痕を見せる、というなんだろう文字にするとびっくりするほどつまらないんですが、高塚Qさんの漫画で読むと非常に耽美です。
そこからあんなことやこんなことに進まないのも美しい。
月日は流れて、お互い大人になって再会をしたら、女性は幸せそうに笑っていた、というラスト。
幸せなんですけど、回想の部分が印象的過ぎて、こっちのイメージしか浮かばない←
暗くて壊れててちょっとエロい。
でも、直接的にエロくなくて、この視線の描き方がエロいのかもしれない。
と、画像を貼りたかったけど、なかなかえぐいのしかなくてダメだった汗
興味ある方はググって!高塚Qさんツイッターやってますので…。
高塚Qさんの漫画を読むといつも何とも言えない気分になって、何か話を書きたくなります。
電波系って呼ばれたい。
では。
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