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どうも、わたしです。

今日は女性で最もわたしに影響を与えた人物である、椎名林檎さんをご紹介。


彼女に出会ったのはこの頃。

わたしの中で椎名林檎と言えばこの時代です。

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アルバムで言えば、いつだ、勝訴ストリップあたりかしら。

初めて聴いたのはベタで申し訳ないが『ここでキスして。』です。

最初はね、そんなに興味なかったんですよ。

なんせ売れてる人は敵みたいなひねくれものの14才だったからさ。

だけど、声質がすごく好きで、他にもちょいと聴いてみようかと思って聴いたアルバム無罪モラトリアムで痺れました。あのアルバムの中で一番好きなのは『正しい街』です。後の椎名林檎さんの本でレコード会社の人が正しい街の歌詞を読んで「全然意味がわからない。何が正しいの?っていうか、これ何言いたいの?」と言われて悔しい思いをしている描写がありました。

いやね、本当に意味わかんないって思われてもおかしくないんですよ。

でも、椎名林檎さんってね、歌になっていたら良いと考えている方なので、音楽と歌詞が重なって初めて実感できる感覚ってあるんですよ。それが彼女の最も魅力的な部分で。

よく、歌詞だけ読んでも切なくなれたり良さそうって思うことあるじゃないですか。

椎名林檎さんってあんまりないんです、そういうの。

歌詞だけ読むと???って時とこういう感じだろうとイメージするものがあるんですが、どちらにせよ良い意味で裏切られます。重たそうな歌詞なのに軽快な音だった軽そう(言い方悪い)なのに音が重くて、すごく考えさせられるような。

だから、正しい街も音楽と一緒になって初めて良さがわかるというか。それでも、最初から少し否定的な目で見ていたら認められないと思うけれどももも。

正しい街というのは、彼女が福岡時代に交際していた元カレに宛てた曲という噂です。

それを踏まえて聴くと、わたしこの部分が大好きで。


【足らない言葉よりも近い距離を好み理解できていたように思うが

君に涙を教えた あたしはそれも無視した】


ってところ。

噛み合わなくて理解し合えない会話を繰り返すよりも近い距離にいる方がお互いを理解できるような気がして、それもわかっていたのにあたしは君を泣かせて、その涙すらあたしは無視したっていう意味に思えます。

ふああああ、と。

何とも言えない気持ちになってしまう。

彼女の曲にはこういうどうしようもない感情にさせてくれるのが好きなんです。

『闇に降る雨』『茜さす家路照らされど』『おこのみで』『おだいじに』『ありあまる富』

あ、ありすぎるな好きな曲

東京事変では『能動的三分間』が最高に大好き。

では、わたしが部屋に貼っていた椎名林檎さんのポスターでお別れしましょう。

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