承前

 

5. パーツの購入

暑いので通販にしようと思いましたが、せっかくなので久々にお出かけto da 日本橋a.k.a. 西のデンキ街。

マルツと千石電商でコンデンサや抵抗、はんだごてのこて先等をゲトりました。

で、千石電商は今回初めて行ったのですが、パーツだけで長さ5メートルほどの棚3列がいっぱいです。

パライソです。ギタリストのパライソです。

ゴトーのマグナムロックが1個売りしてるのとか初めて見ました。

関西でもこれだけの品揃えがあるのは珍しいのではないでしょうか。

もう一度言います。ギタリストのパライソです。

 

6. 組み込み

そしてパーツ組み込み。

組み込みにあたってはHOMEMADEFXさんの回路図を参照しました。

HOMEMADEFXさん、ありがとうございます。

ただ、僕の持ってるDS-1はこの通りの回路でないため、どうしようか迷った部分はKEELEYさんと、KEELEYさんのを参照している方のブログ等を参照しました。

DS-1は数多くのMOD例がありますが、どうにかしたいのは

①エフェクトON時にボリュームをもう少し大きくしたい

②もう少し歪みを大人しくしたい

の2点ですが、どこをどう弄ればよいか知識が乏しいため、音声ラインの電解コンデンサを全てフィルムにした他、一部定数を見直しました。

交換したのは以下の通り。

C1、C3、C5、C12、C13:0.1μFのWIMAに交換

C8、C9:0.47μFのWIMAに交換

C14:1FのWIMAに交換

D5 :LEDダイオードに交換

R13:1.2k + 680=1.88kオームに交換、680Ωのみ金属

 

既存のままでもトーンがよく効いているので、KEELEYさんみたいに定数を大きくしてもな、と思い、あまりコンデンサの定数は変更しませんでした。

というのも、今メインで使っているレスポート+BD-2ですが、PHATモードをONにすると低音が爆音に早変わり、バンドでは使いにくい音となってしまうので、この経験から定数は基本大きくしない、ということにしました。

本当はC1、C13以外は0.1μFにしたくなかったのですが、0,047μFを買い忘れてしまい、C3、C5、C12も0.1にしました。

なら定数をいじるなよ、という話ですが、買ってしまったので、つい、やってしまいました。

クリッピングをLEDダイオードに変更はKEELEYのと同じです。いま使っているBD-2もクリッピングらしきところにLEDを使っているのですが、音が明るくパワフルになったのを気に入っているので、今回も採用しました。

途中で蓋を開けて試奏した時に、燦然と輝いておりました。

(そういや写真右下のCITIZENって、時計メーカーと関係あるのでしょうか)

(ノブとLEDも変更しています)

 

7. 音出し

で、音出ししました。

おお、変わってる。BOSSの欠点である干からびた(枯れたとは違う)感じがなくなって、ON時のボリュームも少し大きくなりました。MOD前はLEVELを2時くらいまでしないとOFF時と同じ音量にならなかったのが、12時で足りるようになりました。そして、太い。よくも悪くも太い。

レスポールでソロを弾くと、70年代の音がします(うまく説明できない)。

元々の煌びやかさは少し影を潜めましたが、消えてはおらず、いい塩梅に残っていますが、コードを弾くと少し厚過ぎる感じがしました。

信号ラインの抵抗を金属にすれば、少しは変わるんですかね。

この辺はまたまとまった時間が取れた時にでもチャレンジして見ます。

ただ、レスポールでは厚過ぎても、ストラトで弾くと良い感じに角が取れてよかったです。

で、音が厚いのは不満というほど不満ではないのですが、バイパス時の音劣化、BOSSバッファというやつだと思いますが、手持ちのBD-2と比べ大きく感じます。

C14のコンデンサの定数をいじれば少しは改善するのでしょうか、でも、そうするとより分厚い音になってしまう、ぐぬぬ。

しばらく弾いて、他に気になったところがあればまた改造しよう。

 

続きはそのうちに。

では。