2001年にリリースされたブラッククロウズ6枚目のアルバム。

 

何故かぶらクロウズには惹かれるものがあって、アルバムは揃えている。

だけど、一枚ごとに結構風味が変わっていて、この前のアルバム・バイユアサイドは

ストレートなロックで即効性も高く、当時20代だった僕のフェイバリットアルバムに

なっていた。

 

その後に続いたこのアルバム。うねるリズムが余り得てではなく、トレイに載せる

機会は余りなかった。

 

でも、47歳の今聴いてみると、これが堪らなくいい。

バラエティに富んだ曲の数々。でもそれらの質が極めて高い。

体を素直にブラッククロウズに預けられる。リズムに身を任せられる。

 

捨てなくてよかったーーの名盤。

 

92点

 

身を任せられるーー。

 

 

 

 

 

1994年にリリースされたフロントラインのファーストアルバム。

 

これはなんで買ったんだっけなぁ。

burrn!誌のレビューだな。恐らく88点ぐらいだったと記憶している。

 

聴くと、確かに90点はいかない。だけど80点はいくかな、といったアルバム。

曲自体は決して悪くなく、むしろポップでいいんだけれど、何か物足りない。。

それが何なのか、、。

ヴォーカルなのかなぁ。

確かによく伸びる声だけれど、スティーブペリーほどではない。

(これがデヴューなんだから比べちゃダメか)

バックの演奏がアンバランス? うーん、それは感じる。

なんだかバンドとしての一体感が感じられないミックス。

プロデュースも悪い気がするなぁ。

本来の曲の良さが引き立っていない気がする。

 

でも、本当に勿体無い。

だから思わず時々聴いてしまうアルバム。

 

80点

 

動くフロントラインが見れる。

何がイマイチ何だろうなぁ。。うーん。。

 

 

 

 

 

1987年のロシアでのライブアルバム。

 

ビリージョエルは中学生の時から好んで聞いていた、

と言うのも、姉兄が聴いていたからだし、当時貪るように読んでいたFMステーション

誌の人気投票で毎年上位だったから。

 

一回札幌の大学に入り、札幌で一人暮らしを始めた時、近くの中古CDショップで

ビリージョエルの全アルバムが格安で販売していて、悩みに悩んだ末、全部買ったっけ。その分のお金は食費で削ろうと思って、、。

 

その後引っ越しに伴い、それまで集めていた2000枚ほどのアルバムを全て売却。

その後ビリージョエルとは少し疎遠になっていたけれども、東京ドーム公演は

二階席で参戦して、あまりの素晴らしさ.エンターテイメントさに感動したっけ。

ライブ後にシモン君とカラオケに行って、ビリージョエル縛りで歌ったっけ。

 

さて、このアルバムはビリー30代の時のライブアルバム。

だからエネルギーいっぱいの歌唱、演奏が聴ける。

 

捨て曲がないビリーのことだもん。このアルバムもライブならではの楽しさ、

躍動感であっという間に聴ける。

後期はなかなかリリースしてくれなかったけど本当はもっとアルバムを出して

楽しませて欲しかったな。

 

とにかくこのアルバムは必見。ディスクユニオン北浦和店で買って良かった。

週末はDVDを見ながらビール飲むぞー!!

 

93点

 

いやもう圧倒される!楽しい!

 

 

 

 

 

 

 

1973年にリリース。

1989年にCD化された、ベックボガード&アピスのライブアルバム。

 

まずはジェフベックに興味があった。

それは中高同級生の大口くんが高校の文化祭でジェフベックのスキャッターブレイン

を演奏していたから。

その時に文化祭実行委員だった僕はその演奏をテープにダビングして何度も何度も

聴いたっけ。カバーなのに格好良くて、、。

その影響でジェフベックを少し学んでみようと思ったんだった。

 

その一環で購入したのがこのライブアルバム。

いろいろなところでボーカルが弱いと書かれているけれど、僕はあまり気に

ならない。それよりも何よりもこのアルバムに込められたエネルギーに圧倒される。

 

ドラムのカーマインアピスは、Burrn!誌で顔は分かっていた。口髭を蓄えた、

カッコいい人だった。そんな人がこんなにバタバタドッカンドッカンした、

ある意味泥臭いドラムを叩くなんて驚いた。

 

そうそう、このアルバムはベックのギターが中心もしれないけれど、僕にとっては

ベース&ドラムが主役。このリズム隊に身を任せていると、何時間でも聴いて

いられるような気がする。

 

そうそう、僕の好みのブラッククロウズのライブみたい。

リズムに身を任す快感、みたいな感じ。

 

僕が生まれた年の演奏なのに全く古くならないアルバム。

なんだか嬉しいな。

 

92点

 

やっぱりドラムが格好いい!

 

 

 

 

 

 

 

ディスクユニオンには時々興味深いMIXCDが入荷する。

このアルバムもその一枚。

何てったって、名前が昭和ジャップポップ笑

 

買う前にネットで調べてみたけれど、曲目はDJの意向で明らかにされていない。

ただ、聴いていると「スナックに行きたくなる」とある。

一体どんなCD だ??

 

ということで、1600円程度で手ごろなので買ってみた。

 

聴いてみてびっくりしたのが、とにかく昭和色が強いこと強いこと。

当たり前なんだけれど。

 

初っ端から、なごり雪(イルカ)。そしてテレサテンなどの演歌系が続く。

あー、確かに昔カラオケに行った時に上司が歌っていた曲ばかりだ。

そして、今でも年配の社長方とスナックに行くと歌われる曲ばかりだ。

強烈だーーー。

飲むお酒はウイスキーのみ水割りか焼酎。スナック風にね。

 

でも合計74分はあっという間に過ぎていく。

後半、ようやく僕のリアルタイムのボーイ、リンドバーグなどが出てきて

ほっこりする。

 

このシリーズ、他にもあるんだよなぁ。聴いてみたいなぁ。

でも多分入手困難なんだろうなぁ。

 

86点

 

 

 

 

1979年にリリースされたAC/DC6枚目のアルバム。

 

僕はあまりAC/DCには興味がなかった。

聴いていなかったわけじゃない。照井くんのお気に入りバンドだったから

一応教えてもらっていた。

けれどもその時に流行っていたバンドの中では圧倒的に(アルバムでは)

地味でスカスカだったから、一聴して魅力を感じなかったんだった。

 

でもいつだろう。AC/DCのライブ映像を見てからその感想は一転。

猛烈にカッコいいバンドとして認識したんだった。

 

あ、多分シュワルズネッガー主演のラストアクションヒーローの

サントラ収録曲のMVだな。いま思い出した。

 

 

でもこのアルバムはダイナミズムに溢れ、かつキャッチーな名盤。

安定して気持ちよくノレる。

そして単純だからこそ何度も聴いて考えずにノレる。

全曲捨て曲なし。これは貴重かもしれないなー。

 

あ、そうそうビリージョエルの東京ドーム公演でもこのアルバム1曲目を

演奏していたっけ。観客がついていけなくて面白かったな。

 

94点

 

なぜかこの曲が好き。

 

 

 

 

 

 

2013年にリリースされたロバートグラスパー6枚目のアルバム。

 

このアルバムとの出会いは、恐らくディスクユニオン北浦和店で購入した

ミックスCDだと思う。その中に、このアルバム4曲目のCALLSが入って

いて、ものすごく気に入ったんだった。

 

調べてみたらAmazonプライムミュージックで聴けることがわかり、

一時期は毎日のように聴いていた。

 

そのくらい気に入っていたから、円盤でも持っていたいと思うのは自然なこと。

Amazonプライムミュージックでは車中か、イヤホンで聴いていたけれど、

CDを買ったからオーディオで聴ける。

これがまたいいの。部屋を間接照明にして聴けば立ちどころに部屋がオシャレ

なバーになる。

 

ロバートグラスパージャズピアニストって言われているけれど、そうかなぁ。

なんか違うような気がする。このアルバムはなんか過去に聞いたアルバムの

感触に似ている、なんだろう、、と思っていたけれど、今思い出した!

クインシージョーンズのバックオンザブロックだ!

 

全ての曲が異なるにも関わらず、アルバム全体にストーリーがあり、かつ

極めて完成度が高い。そうだそうだ。あースッキリした。

 

色々なアーティストが参加しているので全く飽きずに何度も聴ける名盤。

7曲目のyet to find なんて涙が出てくるほど切ない名曲。

 

96点

 

ヴォーカルがJill Scottじゃないけれどいい。

 

 

 

 

 

 

 

2006年にリリースされた猪野秀史さんのデビューアルバム。

 

これは、ディスクユニオン北浦和店で掛かっていた。

オシャレでカッコいい。今まで持っていないジャンルだったので、その場で購入

した。(確か500円ぐらいだったと思う。安値でびっくりした)

 

家でじっくり聴いてみるとやはりいい。

何も考えずにリラックスして聴ける。

 

と思っていたんだけれど、岩手に来て広い部屋で少し音を大きくしてみると、、

あれ?音が酷い。。レコードみたいな雰囲気を狙ったのかな?

 

一度気になっちゃうと払拭できないほど気になってしまう雑音。

折角雰囲気抜群の音楽なのに勿体ない、、。

 

77点

 

このアルバムとは全く違うけれど。。

この動画のように、ピアノで、普通の録音で聴かせてほしい。

 

 

 

 

 

 

1987年にリリースされたハート9枚目のアルバム。

 

ハートを聴いたのは次のブリゲイドからだと思う。

完成度がとにかく高く驚いたので少し旧作を振り返ってきたんだった。

でも、このアルバムが9枚目なのね、、。ちょっと驚き。。

まだまだ復習が足りなかったわ。

 

さて、このアルバムも次作同様、80年代の典型的ロック。

ただ、ロックと言っても刺激的な曲はあまりなく、完成度が高い曲を

気持ち良く聴ける。

 

今日、ワイシャツのアイロン掛けをしながら2回聴いたけれど、歌は超絶上手いし、

バンドはタイト。本当に気持ちいい。

今は冬だけれど、このアルバムを流しながらドライブしたいなーって思う。

 

僕が若い時に聴いていたから、というのも否めないけれど、それでも、

このアルバム、特にアローンの劇的展開、哀愁さは今でも誰にでも届くはず。

 

89点

 

ライブでも感動的、、。

 

 

 

 

1962年にリリースされたウエスモンゴメリーのライブアルバム。

 

このアルバムも、一気に購入した、ジャズ買うべき名盤に載っていた一枚。

こういったベーシック?なジャズであまりギターが中心になっているものは

多くない気がする。

大学時代のジャズ研の演奏を見に行ってもギターが主役なバンドは少なく、

ロックでは中心なのにジャズでは違うんだなー面白いなーって思っていた。

 

でもこのアルバムは文句なしにカッコいい。ギターはピックを使わず指で弾いている

みたいだけれど、だからなのか音色が柔らかく、気持ちよく聴ける。

そして弾きまくる弾きまくる! こんなにジャズギターを思うように弾けたら

気持ち良いだろうなーっ思う。

 

そうそう、小中高の同級生の大口君。高校途中まではハードロックヘヴィメタルの

ギターヒーロー的な演奏をしていたけれど、大学に入ったらジャズ研でそれまでとは

全く違うギターを弾いていたっけ。ヴァンヘイレンモデルのギターで笑

 

そりゃあ、こんなアルバムを聴かせられたら弾きたくなるだろうな。納得。

 

間接照明でウイスキーを飲みながら聴きたい音楽。

 

92点