2001年にリリースされたブラッククロウズ6枚目のアルバム。
何故かぶらクロウズには惹かれるものがあって、アルバムは揃えている。
だけど、一枚ごとに結構風味が変わっていて、この前のアルバム・バイユアサイドは
ストレートなロックで即効性も高く、当時20代だった僕のフェイバリットアルバムに
なっていた。
その後に続いたこのアルバム。うねるリズムが余り得てではなく、トレイに載せる
機会は余りなかった。
でも、47歳の今聴いてみると、これが堪らなくいい。
バラエティに富んだ曲の数々。でもそれらの質が極めて高い。
体を素直にブラッククロウズに預けられる。リズムに身を任せられる。
捨てなくてよかったーーの名盤。
92点
身を任せられるーー。