1973年にリリース。

1989年にCD化された、ベックボガード&アピスのライブアルバム。

 

まずはジェフベックに興味があった。

それは中高同級生の大口くんが高校の文化祭でジェフベックのスキャッターブレイン

を演奏していたから。

その時に文化祭実行委員だった僕はその演奏をテープにダビングして何度も何度も

聴いたっけ。カバーなのに格好良くて、、。

その影響でジェフベックを少し学んでみようと思ったんだった。

 

その一環で購入したのがこのライブアルバム。

いろいろなところでボーカルが弱いと書かれているけれど、僕はあまり気に

ならない。それよりも何よりもこのアルバムに込められたエネルギーに圧倒される。

 

ドラムのカーマインアピスは、Burrn!誌で顔は分かっていた。口髭を蓄えた、

カッコいい人だった。そんな人がこんなにバタバタドッカンドッカンした、

ある意味泥臭いドラムを叩くなんて驚いた。

 

そうそう、このアルバムはベックのギターが中心もしれないけれど、僕にとっては

ベース&ドラムが主役。このリズム隊に身を任せていると、何時間でも聴いて

いられるような気がする。

 

そうそう、僕の好みのブラッククロウズのライブみたい。

リズムに身を任す快感、みたいな感じ。

 

僕が生まれた年の演奏なのに全く古くならないアルバム。

なんだか嬉しいな。

 

92点

 

やっぱりドラムが格好いい!