顔さんより
https://t.me/masterkeying638/2239839?single
おはようフレンズ🐸
11月18日 火曜日
東京の天気 晴れ時々曇り🌤️ 16/8℃
1978年11月18日、南米ガイアナで、人民寺院(People’s Temple)の信者900人以上が死亡するという、近代史上最大級の集団死事件が発生した。
人民寺院は、1950年代にジム・ジョーンズがアメリカで設立した宗教団体で、人種平等や社会的弱者の救済を掲げ、多くの支持を集めて急拡大した。しかし、内部では強い権威主義的支配、金銭徴収、信者への暴力などが横行しており、外部では次第にスキャンダルが噴出していった。報道や告発が増える中、ジョーンズは信者をアメリカから遠ざけるため、南米ガイアナに“ジョーンズタウン”と呼ばれる共同体を建設し、1000人以上を移住させた。
理想の共同社会を標榜したジョーンズタウンだが、実態はパスポートの没収、武装警備による監視、外部との通信遮断など、事実上の閉鎖空間であった。反抗者には罰が与えられ、信者の多くは逃げることすら難しい状況に置かれていた。
事態が急変したのは、脱会者や家族の訴えを受けて、アメリカのレオ・ライアン下院議員が現地調査に訪れた時である。調査中、一部の信者が議員に「ここから逃げたい」と助けを求めた。議員一行が帰国しようと飛行場に向かった際、人民寺院の武装メンバーが襲撃し、ライアン議員を含む5人が殺害された。
議員殺害の直後、ジョーンズは「外部勢力が攻めてくる」と告げ、集団死を決断させた。毒物を混ぜた飲料を「革命的自殺」と称して配布し、幼い子どもには親が無理やり飲ませ、反抗する大人には武力で強制した。多くの信者が自ら死を選んだのではなく、実質的な殺害だった。
最終的に918人が命を失い、その中には約300人の子どもが含まれていた。この事件は、アメリカ史上かつてない規模の自国民死亡事件として深い衝撃を与えた。
人民寺院事件は、閉鎖された集団環境で、指導者がいかに心理的・社会的支配を強めうるかを示す象徴的な事例である。外部情報を遮断された共同体では、恐怖と忠誠心が入り混じり、正常な判断が奪われていく。事件は、破壊的カルトの危険性を世界に認識させ、宗教団体の監視体制、心理学や社会学に大きな影響を残した。
人民寺院の集団自殺事件は、支配構造、情報統制、心理的操作によって、共同体全体が破滅へと向かった稀有な歴史的事例として、今もなお深刻な教訓を投げかけ続けている。
良い1日を🙏


ーーーーーーーーー
https://t.me/masterkeying638/2239840
なんで日本の新興宗教やスピリチュアルの連中は、すぐ『村』を作ろうとするのか?
彼等は、この人民寺院の集団隔離を参考にしているんですね。
そのような『理想郷の村』を作ろうと言っている宗教やスピリチュアルには近寄らないことだ。
宗教やスピリチュアルを信じるのは、個人の自由ですが…
この人民寺院事件のように正常な判断を奪われて、何かの拍子で自死に追い込まれてしまう危険が必ずあることを、誰もが認識しておかなければならない。
俺は宗教もスピリチュアルも、子供を不幸にするものでしかないと考えている。
俺には必要のないものだ。
