顔さんより
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おはようフレンズ🐸
11月6日 木曜日
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マラリア原虫はアピコンプレックス門に属する寄生性原生生物。脊椎動物の赤血球内に寄生してマラリアを引き起こす病原体で、吸血昆虫と脊椎動物を行き来する複雑な生活環を持っている。分類学的にはプラスモジウム属におよそ200種が知られており、そのうち少なくとも10種がヒトに感染する。
マラリア原虫は主にハマダラカによって媒介される。吸血の際に蚊の唾液中から人体へ侵入したスポロゾイトは肝臓へ移行し、肝細胞内で無性増殖する。種類によってはヒプノゾイトとして休眠し、再発の原因となる。増殖後、原虫は血中に放出されて赤血球に寄生し、再び無性増殖を行う。この過程で赤血球が破壊されるため、周期的な発熱や悪寒、貧血などの症状が生じる。
赤血球内の一部の原虫はガメトサイトへ分化し、再度蚊が吸血した際に蚊の体内へ移行する。蚊の消化管内では配偶子が形成され有性生殖が行われ、接合子(オーキネート、原虫の生活環における特定の段階で、受精卵が膜に覆われた状態)となって中腸壁に侵入し、そこでオーシストを形成する。オーシスト内で増殖したスポロゾイトは蚊の唾液腺へ移動し、次の吸血時に新しい宿主へ感染を広げる。
このように、原虫は人体では無性生殖、蚊の体内では有性生殖を行うため、人間は中間宿主、媒介蚊が終宿主となる。
◎マラリアの初期症状
発熱、頭痛、悪寒、嘔吐、関節痛、筋肉痛など。
通常、感染から10~15日後に現れるが、1週間で発症することもある。
風邪と似ているため見過ごされやすい。
◎防蚊対策
長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を減らす。
DEETなどの成分を含む虫よけスプレーやローションを使用する。
殺虫剤処理された蚊帳や殺虫剤を使用する。
◎抗マラリア薬
流行地域へ渡航する際は、予防内服薬の服用も検討する。医師の処方が必要。
◎治療
抗マラリア薬を投与する。
重症例では注射や座薬での治療が行われることもある。
昨日のLIVEで血液の話が出たが、現在、日本国内で1日に約14000人が献血に協力しており、約5600リットルが献血されている。
この大量の血液は何に使われているのだろうか。
良い1日をお過ごしください🙏