私はもともととても人見知りで
人付き合いが苦手で
人と話すなんてとてもとても
自然にはできなくて
そんな私でも
愛してくれる人ができて
結婚して
子どもが生まれて
私はこの世界で
この小さいけど幸せな世界を守って生きていこうって
思ったのを覚えてる
とてもとても満たされた日々だった
旦那が病気と分かるまでは
旦那の癌が発覚し
残りの命が半年あるかわかないと言われたあの日
私の幸せは土台から崩れ去った
なんとか治そうと
いろんな事を試したよね
今思えば
足し算ばっかして
本当の健康って
多分引き算なんだよね
3年間の闘病の末
旦那は死んでしまい
頑張れば報われると努力し続けた私は
頑張っても叶わないことがあると
初めて思い知らされた
とともに
旦那の居ないこの世界で
どう生きたらいいのか？
生きる意味を見いだせない日々が続いていた
子どもたちの存在が無かったら
多分自分を粗末に扱っていただろうな
旦那が死んでしまったことで
私は誰にも寄りかかれなくなったし
隠れ蓑が無くなってしまった
旦那と築いたあの小さな幸せで良かったのに
それすら消え失せた
でもなぜか
死のうとは思わず
もう一度幸せになりたいと思えたのは
幸せへの執着なのか
子どもたちがいたからなのか
今でもわからないけど、
私ははじめて
一人で立ちたい
自分で幸せになりたいと望んだ
これが今の私に繋がる
最初の気持ちだ✨
