卵の旬っていつ? | たまご研究家ブログ

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日本一こだわり卵 総販売元 たまごの事をもっと知ってほしい!たまごの歴史や雑学など専門知識を語ります。

こんにちは!

たまご研究家の平井です。

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卵の旬っていつか知っていますか?

 

 

七十二候に

「鶏はじめてとやにつく」という候があります。

立春直前の最後の候で、

このあとは「東風氷を解かす」という

第一候が始まります。

「鶏はじめてとやにつく」は耳慣れない言葉ですが、

鶏が春を感じて、

卵を抱き始める姿をさしています。

 

本来、

鶏も他の鳥たちと同じように、

春から初夏にかけて卵を産んでいたのですが、

春の卵は、

母体の中でゆっくりと時間をかけて

成熟していくため、

栄養価が高いとも言われています。

 

昔の人々にとって、

自然の恵みとしていただく鶏の卵は、

どんなに美味しく貴重な栄養源であったことでしょう。

現在は、人工的に採卵され、

季節を問わず安定的に提供されていますが、

かつて卵という恵みは、

必ず春の喜びとともにありました。

そして人々は鶏が卵を抱き始めるのを見て、

春の訪れを感じてきたのです。

 

現在の品種改良され

ほぼ毎日卵を産む鶏たちも、

先祖からの意思を受け継ぎ、

冬から春先にかけては栄養を取ろうと

エサを多く食べる習慣があり、

冬から春先にかけての卵は濃厚です。

 

卵の旬の事を調べていくと

「旬の食材集」というものに

卵の旬は「雨水次候の時期と

書かれておりました。

 

「雨水次候」とは、

七十二候の「雨水」

簡単に言うと

2月19日ごろ〜3月4日ごろ

 

雨水(うすい)とは、

降る雪が雨へと変わり、

雪解けが始まる頃の事。

山に積もった雪も、ゆっくりと解け出し、

田畑を潤します。

昔から、雨水は農耕を始める時期の目安と

されてきました。

 

 

昨今は季節もズレはじめ

当てはまらないこともありますが、

 

たまご研究家としての意見は、

年中いつでも食べれる卵ですが、

鶏は冬にたくさんエサをたくさん摂取し、

栄養を蓄える習性があるため、

寒い

1月から暖かくなる4月頃までが

栄養豊富で美味しく食べれる時期なのでは

ないのかなと思っております。

 

また、鶏が栄養を蓄える繁殖期が春なので、

栄養を蓄えた分、味が濃厚になりやすいです。

 

エサを多く摂取し、

卵にきちんとその栄養が行き渡る

3月から4月の

「春」

卵が一番美味しく

「旬」の時期なのです。

 

ですので

卵の旬は春なのです。

 

旬のものを食べると

健康で過ごせるという言い伝えもあります。

旬の時期の卵を食べて

健康になりましょう!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

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