レザー風でありながら汗への対応がなされている特殊加工のベルト素材ロリカがあります。
かつてはこの手の素材は化繊にポリウレタンを加工したものが主流であったので耐久性がイマイチでした。
しかしこのロリカの場合耐久性が格段に上がり、いろいろな製品への採用が着実に進んでいるようです。
合成皮革であるこの素材は天然皮革に比べ、軽くてしなやかです。天然皮革を模して作られたこの素材は、合成皮革にありがちな通気性の悪さや、耐久性の悪さを払拭し極めて天然に近い外観と性能を持った素材です。また自ら撥水性を持つため、天然皮革に比べて水に強く汚れが付きにくいのが特徴です。
今まで時計のベルトに採用されてきたラバー素材などは人によりアレルギー反応が出る場合や使い込んだ時のひび割れも懸念されました。
それに対応するように開発されたようです。
今後要注目の素材です。
昨年出会った皮革への水性コート剤は非常にアリですが、施工する手間が必要です。
できれば新品状態でこういった素材であるならばお手軽ですからね。
↑それにしてもこれは非常に優秀です。有機溶剤を含まない製品として確固たる地位を築きました。