服飾関連で絶滅危惧種なのではと思っているのがパナマハットです。
こちらは愛用するボルサリーノの中でも最高級モデルのパナマハットであるパナマモンテクリスティです。
目がこれ以上ないくらい細かくしなやかな生地で独特のオーラがあるのと、非常に軽量なので実用的でもあります。
通常の同社の比較的高価格帯のパナマエクストラファインというモデルとは比較にならないほどの上質さです。
色味がホワイトではなく天然の薄色が特徴でもあります。
職人の中でも数名のみが、この細かさを編み上げる事ができ、完成させるまで6ヶ月を要する、まさに芸術品。きめが細かく、繊細で滑らか、それはまるで上質な生地のようでもあるのです。
このハットに使用されている天然草木(トキヤ草)は、自然の風合いを大切にしている為、何の処理も施していません。
先日メンテナンスでショップを訪れたのですが、今やさらに超高額商品ですw。
ちなみに・・・。
20万台はモンテクリスティの中でも中級、30万台後半になると上級になります。
同じモンテクリスティでも違いがあるのです。
夏の日差しから髪の毛を保護する役目もあるパナマハットは必需品です。
意外なことに、キャップなどの生地モノよりも軽量で涼しいですよ。