使い倒せる靴として知られるノルウィージャンウェルテッドシューズのパラブーツ。
使い倒すとはいっても、適切なメンテと補修が前提ですが、私から見てもかなり頑丈な靴であることは間違いないですね。
パラブーツと他の高級靴ブランドとの差は、いくつかあります。
①製法: パラブーツはノルヴェージャン製法を採用しており、これは防水性と強度を高めるための手法です。
②素材: パラブーツの靴はリスレザーという特殊なオイルを含んだレザーで作られており、その結果、防水性に優れ、柔軟性があります。
③ソール: パラブーツは自社製のラバーソールを使用しており、これにより優れたグリップと耐久性を提供します。
④スタイル: パラブーツはカジュアルなスタイルとフォーマルなスタイルの間でバランスを取りながら、独特のクラシックなデザインです。要は適度なボリュームですね。
これらの違いは、パラブーツが日常的に「使い倒せる」靴である理由なのです。耐久性、実用性、そしてスタイルの独自性が、パラブーツを他の高級靴ブランドと一線を画すものにしています。
最近は為替の影響で定価は約10万となりました。しかし他ブランドも同じように値上げしているので立ち位置的には高級靴ではありません。
それはフランス本国でのブランドの成り立ちを考えれば当然なのです。
所謂ワークシューズブランドが展開する高級ラインという位置づけです。
そこに目を付けた日本のバイヤーが長きに渡り尽力して世に広めたのです。
作りは繊細ではないですが、なんというか他ブランドでは再現できない独特の雰囲気があります。
もし繊細に作りこんでしまうとあの緩い雰囲気は出ませんねw。