国産の量産品という範疇で唯一手放して後悔しているトートバッグがあります。
万双のサンタフェトートの中期版です。
サンタフェトート自体は創業初期から扱っていました。
初期型は同じ本体の縦長デザインは変わらず、口元はホック開閉のみ、持ち手は短く、着脱式ショルダーベルトが付属でした。革に関しては上質ではありましたが経年変化がそこそこ出る仕様でした。
もちろん私も一時期愛用。
中期型は画像のように口元はファスナー開閉、持ち手が長くなり、ショルダーベルトがなくなりました。革は経年変化が少ない仕様でした。
後期型つまり現行の仕様は縦長から横長になりました。これは一時期中期型と併売しており、おそらくこちらの方が売れたので、一本化にしたのでしょう。
これらの中で私が今でも良いなと思っているのが中期型です。
何が良かったのか?
①とにかく軽量
②シンプルデザイン
③同社にしては珍しく比較的経年変化が少ない
④持ち手の長さが秀逸で手持ち肩掛け両方可能
⑤重いモノを入れても歪まない
⑥男女兼用
⑦価格が安価
↑こんなところです。
恐らく同社はよほどの反響がない限り復活はしないので今となってはかなり貴重です。
自分自身鞄に関しては今まで200個以上は愛用してきた実績があります。その中でも隠れた名作であると思っています。
しかも・・・。
公共交通機関内で『それどこのバッグですか?』と尋ねられたことが数回ありますw。
しかも老若男女からです。
ブランドネームタグこそないですが、タダモノでない良いモノであると伝わるのでしょうね。
↓こんなコートにもばっちりと嵌まります。