実は以前からものすごく気になっている鞄があります。
イタリアの老舗鞄工房ベルトーニ1949です。
このブランドは北イタリアのヴァレーゼに本拠地があるレザーファクトリーで、旅行用のトランク作りからスタートしたイタリアの正統派のブランドです。
良質な革を贅沢に使用していて、今では本当に好きな人にしか刺さらない範疇の商品ですw。といいますか今の時代では本当にラグジュアリーであると思います。
正直言って今のハイブランドの製品を凌駕しているので個人的には羨望の眼差しで見てしまう製品ですね。
大きさの割には軽いのが特徴ですが、見るとデザイン性の良さと使いやすさが際立っています。コロナが落ち着いて車での旅行ができるようになったら最高の旅の相棒であると思います。
少し前は百貨店のハイエンド鞄売り場にひっそりと置かれていましたが価格の高さから売り上げは芳しくなかったと予想しています。
まさに真の余裕を感じる旅行鞄です。
今や旅行鞄はボストンバッグではなくキャリーケースが主流です。百貨店でももはやボストンバッグは絶滅危惧種です・・・。
しかし全くと言っていいほど味気がないと感じています。
もちろん荷物の扱いが粗い海外に行く時なら問題はなく、むしろ最適なのですが、車で国内旅行するといった場合には本気で作られたボストンバッグがTPOにもマッチすると思います。
一方でエルメスをはじめとするハイブランドでは大型ボストンバッグは一時期姿を消していましたが、少し前から復活の兆しがあります。
理由として考えているのは・・・。
①縫製技術の継承と維持
②無機質なキャリーケースとの差別化
↑こんなところです。
大きい鞄は日常使いには向かないのですが、縦横比率のバランスが秀逸であり、デザイン的な魅力があるのです。
これは靴や車にも言えますね。
ベルトーニ1949をはじめエルメス・ブリオーニ・エルメネジルドゼニアなどの大型バッグはついついチェックしてしまいますw。
でもやはりベルトーニ1949が気になってしまうのです。